永遠の仔 DVD-BOX
この作品は内容が少し重いかもしれませんが、本当に良い作品だと思います。見る人によってテーマは変わってくるのかもしれませんが、親は子供にとってどんな存在なのか、またどんな存在でなければならないのかを教えてくれる作品だと思います。
悼む人
「永遠の仔」をやっとこさ読了して、「悼む人」「家族狩り」と立て続けに読んでみました。
内容から、同列には扱えないでしょうが、「永遠の仔」の衝撃が大きすぎたのか、残念ながら「悼む人」に心揺さぶられ・・・
というところまではいきませんでした。自分としては、「永遠の仔」、強烈過ぎました。
死者を悼む、という行為に対して、初めからずっと「なぜ?」という想いを抱きながら読み進め、
結局、どうにもピンとはきませんでした。
全くの他人のため、日本全国「悼み」の旅を何周も続けながら、最終的に実の母親の死に目に会えない(一応会えたのかな?)なんて、皮肉が利きすぎていて、誠に残念。フィクションとはいえ。
主人公の心情に共感できない、自分が鈍感なだけかもしれませんが。また、ページを手繰ってみようかな、とは、今はまだ考えられません。