ナニー・マクフィーの魔法のステッキ 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
キャラやシチュエーションに新味を感じませんでしたが、原作が古来より語り継がれた児童文学のせいでしょうか。ちなみに「原題は大人の事情で使用不能」と。
ナニー・マクフィー役のMs.エマ・トンプソンの魅力が一番かと思いきや、亡妻の「イス」の汚れ具合(ヨゴシ)にプロのオーラを感じ映画への意気込みが伝わって来ます。
ナニー・マクフィーの魔法のステッキ (ユニバーサル・セレクション2008年第6弾) 【初回生産限定】 [DVD]
コリン・ファースが好き、メリーポピンズが好き!
公式HPを見ておもしろそう!
だったのでDVDを購入しました。
ナニー(子供の面倒を見る人)のマクフィーさんが、魔法のステッキを使って、いたずら好きで、きかん坊な7人の子供たちを正しく導いてあげるお話です。
セットがきれいで、舞台となるブラウン家は「小さい家」と言いながらも、素敵で、こんな家に住んでみたい と思ってしまいます。
子供たちはそれぞれ個性溢れる7人がそろっています。各々キャラがはっきりしているので、「どのコがどのコかわからない!!」という事はなかったです。(たくさん人物が出てくるとありがち)
マクフィーはその容姿がインパクトたっぷり!
エマ・トンプソンの演技がおもしろいです。
その風変わりな容貌は、徐々に変化していきますが、その変化の仕方は本当に些細。ちょっとずつなのでよーくチェックしてもらいたいです。
もちろんブラウン氏役のコリンは7人の子持ちでも素敵さは健在です。
子供たちに困り果てた時の、今までにないような表情も良いです。
DVDの特典映像は満足です。
子役をどのようにして選んだか、脚本・出演のエマ・トンプソンの制作時の話 など。
NGシーンや、コリンのサプライズは必見です!!
メリーポピンズと同様、自分の子供に見せてあげたいと思うような作品です。
KITTY, DAISY & LEWIS [ボーナストラック収録・歌詞対訳付き・国内盤] (BRC207)
まず、ジャケットにめちゃくちゃ惹かれてしまいました。クラシカルな雰囲気、モノクロ写真特有のシンプルな美しさがあって、年代で言えば例えば戦後?とか50年代頃のミュージシャン?
でもって、ジャケットを開いてもやっぱりビックリ。どうみたってやっぱり50年代前後のクラシカルな匂いがたっぷり。雰囲気もなんだか素敵。
彼らの正体がちゃんと現代のミュージシャンで、女の子2人男の子1人の3人兄弟、平均年齢が十代後半と知ってホンと驚きました!どうやら数年前からロンドンのクラブシーンを賑わせていて、しかも78回転のレコードでDJをしていたとか!!!
中身もホンと、ほとんど50年代前後の音楽のカバー。ロカビリーとかヒルビリーとかジャイブとか・・・まさに、その頃流行していた音楽が詰まったおもちゃ箱。また、そんな音楽にインスパイアされてできた自作のナンバーも有りとか。例えば10曲目のハワイアンテイストなSwinging Hawaii。これいいですね〜
その頃の音楽をカバーするミュージシャンは数多いと思うけれど、こうしてまだ十代の子供達がアルバム全編を通して50年代前後の音楽をやってしまうとは、驚嘆の一言。
しかも、ジャケット内写真にあるように、アナログ機材で録音したとか。そこまでのこだわりに、彼らが好きでリスペクトする音楽への思いが半端でないものを感じますね。
とにかく1曲目から、サウンドにもボーカルにもやられっぱなし!普段なかなか聞けない音楽がどんどん飛び出てくるのがナンだか楽しい。
リズムに乗ってボールがぽんぽん弾むようなボーカルが新鮮な魅力を放っていますね。思わず一緒にクラップしたくなるし、いつか何かの映画で見た、昔流行ったダンスージャイブとかジルバ?−が自然に踊れちゃいそうです(笑)。
チャーリー・リッチとかジェリー・リー・ルイスなどなど50〜60年代のミュージシャンを集めたCD集を持っているのを今思い出したところで、調子に乗って(?)久しぶりに引っ張り出して聞いてみたくなりました。
今後も彼らの音楽活動が楽しみです。