イース&イースIIエターナル
もともとイース1と2は古代祐三氏が音楽の作曲を担当した作品です。
古代氏の音楽はズンダダ、ズンダダとテンポが良いのが特徴です。
このCDはというと、過去のイース音楽のリメイクに比べて原曲の音をより踏襲していると思います。
まったくイースの音楽を知らない人が初めてこの音楽を聴けば、電子音が強いと感じるかもしれません。
実際、現在のゲーム音楽はふんだんにオーケストラ調が取り入れられていますのでこのCDはダメという方も少なくないと思います。
しかし、かつてのイースの音楽を思い出させるという意味では、このCDのアレンジは秀逸だと思います。
☆を一つ減らしたのは、上記のようにオーケストラ調の音楽が入っていると勘違いをされないことへの配慮です。
個人的にはイース音楽の中ではかなり良いアレンジだと思いますので、興味がある方はぜひ一度聴いてみてください。
GAME SIDE (ゲームサイド) 2009年 10月号 vol.20 [雑誌]
私は辛うじて昭和生まれの若造ですが
イースが発売された当時のゲーマーに、イースが与えた衝撃を
今回の特集から感じることができました。
イースI&II完全版 新パッケージ版
イースシリーズの原点、イース1と2を1つのパッケージに収めた完全版。
タイトルに完全版と付いているように今風にアレンジされている為、今から手を付ける方でもそんなに違和感はないでしょう。
それよりも、ストーリーの展開、音楽などは今でもほとんど色褪せていません。
まさに不朽の名作と言って良い作品です。
イース 1・2 【PCエンジン】
10年以上前のゲームですが、当時は凄く画期的でした。
綺麗なグラフィックにアレンジが冴え渡るBGM、そして声優によるキャラボイスなど初期のPC版に比べると、とてもパワーアップしていました。何より、キャラに音声が付いた事でイベントシーンが盛り上がりましたね!皆、キャラに合っているばかりか有名な声優陣ばかり♪IIのEDスタッフロールでは、スタッフの遊び心が垣間見えて思わず笑ってしまう様な演出でした。
I&IIを同時収録できたのも、PCエンジンならではだと思います。正に、『一石二鳥』!(笑)今では、本家から更にパワーアップしたイースI&IIが出ていますが、私としてはこちらのPCエンジン版を一押ししたいです!
パーフェクトコレクションYs1・2~米光亮全曲集
名編曲家である米光亮がアレンジした音楽集。パソコンゲームメーカーの日本ファルコム屈指の名作であるYsシリーズはゲームシナリオも素晴らしかったが、贅沢なまでのBGM群に今でも根強いファンが存在する。物悲しい曲調のものから、勇ましいリズム調のものまで実に幅が広い。勇ましい曲は別としても、イースのテーマとも言える「FEENA」あたりは女性にも十分に受け入れてもらえると思う。以下、曲の内容について幾つか取りあげておきたい。
「FEENA」落ち着いた曲で、癒し系のメロディが疲れた心と体に優しく響く。
「FOUNTAIN OF LOVE」晴れた日に町で買い物をする時の気持ちにピッタリ。
「THE SYONIN」ゲーム作品の中ではお店のテーマ曲になっている。
「TEARS OF SYLPH」実に寂しく物悲しい曲。
「FIRST STEP TOWARDS WARDS」勇気が持てない時に聴いてみると即効 で優れた効果を示す。一番お薦めしたい曲。
「PALACE」神秘的な曲。古代の神殿をイメージさせる。
「TO MAKE THE END OF BATTLE」軽快で力強いハードロック調の曲。
「LILIA」明るい曲調で気持ちを爽やかにしてくれる曲。
「TOO FULL WITH LOVE」・癒し系の曲。軽く落ち着きたい時に聴くと良い。
「APATHETIC STORY」癒し系の曲。やや物悲しいメロディ。
「PROTECTERS」・只事ではない雰囲気を持った慌ただしい曲。
「TENDER PEOPLE」落ち着いた曲調で紅茶を飲みながら聴いて欲しい。