けっきょく、お金は幻です。
竹田和平さんは、御年76歳の大成功者。
この本には、76歳まで幸せな成幸者でいられる方法が記載されていると言えます。
20-30歳代の方が書かれた書籍とは一線を画すと言えそうです。
キーワードはお金よりも「徳」を貯めると言うこと。
貯金よりも貯徳であるとオビにも記されているとおりです。
そして、この本に書かれている事は、本当に誰でもできることばかり。
実践するかしないか。
あとはそれだけだと思います。
本当に素晴らしい本でした。
ありがとうございます。
美味しんぼ 107 (ビッグ コミックス)
美味しんぼの第1巻から第107巻ますべて備えています。中には間違って2部買った巻もあります。
何度となく読み返しています。ときどき、アメリカ人の妻と一緒に、美味しんぼを参考にして料理をしております。カルガリーには日本のような新鮮で豊富な食材がないのが悩みの種です。食材の背景にある社会問題、環境問題なども勉強になります。クジラ問題、水問題、家庭菜園問題、などなど。クジラについては、昔、妻とは大戦争をいたしました。
初期のころに比べ、主人公の顔かたちが倍近くなったのにつれ、内容もシャープ、先鋭的な感じから何となく穏やかになっている感じがします。といって、調査などはむしろ綿密にしておられる感じはするのですが…。
さて、107巻で面白いと感じたのが、今までに出てきた料理屋の2代目が登場してくる点です。気になったのは第3話です。舞台が同じということは理解できるとしても、パターンが全く前回と同じ(新幹線→遺書盗み読み→京都の料亭→生きる活力を与えてくれる新鮮な食材)ことにいささか驚いています。これは意図的なものでしょうか、それとも偶然でしょうか?
少し辛口なレビューですが、私の今までの満足度、これからの期待感をこめて5つの星にしております。
カルガリー在住:長尾征男
花咲ける騎士道 [DVD]
時は18世紀末。ルイ15世は戦争の真っ最中であった。ところが長期戦のため、王は戦争
勃発原因も、どの国が敵なのかも忘れているという、マヌケなありさま。しかも、士気を高
めるはずの軍楽隊が、哀れっぽい下手クソな演奏でサイテー。
そんな軍隊に、甘いマスクの色男「ファンファン(ヴァンサン)」が入隊した。
自称占い師「アドリーヌ(ペネロペ)」の言葉を信じてしまったからだ。
「あなたは軍隊に入り、手柄をたて、将軍に。やがて王族の姫と恋に落ち、結婚する」
占い通り、ひょんな偶然からポンパドゥール夫人とその娘を救い出したファンファン。
褒美にチューリップのブローチをいただき、「ファンファン・ラ・チューリップ」と名
乗り、完全に姫の婚約者気分。そんなファンファンに魅かれているアドリーヌはやきもき。
やがて、ルイ15世の周囲にスパイの危険な陰謀が。知らぬ間にファンファンとアドリーヌ
はその陰謀に巻き込まれていく。
並ならぬフェンシング・シーン、アクションが満載ですが、ヴァンサンがスタントマンを
使ったのは唯一、崖から落下するシーンのみ。撮影前に役作りのため、サーカスの曲芸その
他をマスターしたといいます。ペネロペの美しさは言うまでもありません。また、脇役陣の
魅力溢れる姿、ユーモアあふれる台詞が何ともいえません。
映像特典も充実:メイキング(47分)、ペネロペ&ヴァンサン・インタビュー(11分)
音楽メイキング(27分)、NG集(4分)、予告編集
何度でも見たくなる、気が沈んだ時にちょっと明るくなれる映画です。
フランス語の勉強にも良いかもしれません。
いつでも夢を
昭和30年代後半のヒット曲を収録したマキシ・アルバムです。
橋幸夫、吉永小百合の「いつでも夢を」、清純な歌声が懐かしい吉永小百合の「寒い朝」、デュエットがブームだった頃の吉永小百合と三田明の「明日は咲こう花咲こう」「勇気あるもの」と当時ヒットした曲が収録されており、様々な思い出がよぎってきます。まさしく「歌は世に連れ、世は歌に連れ」という言葉の意味を表わしていた時代のヒット曲です。青春歌謡というイメージをもったこれらの曲は、それ以来ほとんど聴くことがなかったのですが、このCDに収録してもらったお蔭で旧友と再会を果たしたような気分になりました。
昭和37年の大ヒット曲で橋幸夫,吉永小百合のコンビで歌われた「いつでも夢を」が特に懐かしいです。この年の暮に日本レコード大賞を受賞したわけですが、当時橋幸夫が19歳、吉永小百合が17歳でした。すでに二人とも大スターで、映画やテレビで大活躍していましたが、今から思えばまだ10代のスターだったというのは脅威です。伴奏も単純で、メロディーもハーモニーもシンプルですが、その歌心はストレートに伝わってきます。その若々しい二人の歌声と佐伯孝夫作詞、吉田正作曲の名コンビ生んだこの曲は、これからもずっと思い出の曲として歌い継がれるように思います。
今のように、大量の音楽が使い捨てのように聴かれるのではなく、ドーナツ盤を大切に何回も何回も磨り減るほど聴いたものですから、大抵の曲は歌詞を見なくても歌える愛唱歌といえましょう。皆が口ずさめるような、その時代を象徴するような曲を共有できたというのは幸せだったのでしょう。
ファントム・ブレイブ アレンジ・サウンド・トラックス
ヴァイオリンを使ったアレンジは聴く人の心に何かを訴えかけてくるような言葉では表現できない美しさがある。
「Strange Wind」「悲しみの君」は特に気に入っていて何度も聴いているのですが、美しさのなかに優しさや儚さも持ち合わせています。
ヴォーカル曲の Angel Breath、ともだち、Heavens Gardenも想像以上に伸びのある美しい歌声です。
佐藤天平の音楽にはこのCDで初めて出会ったのですが、この他のCDも聴いてみたいと思うほど素晴らしい出来です。
心を揺さぶるような音楽を聴きたいという方にぜひ聴いていただきたい1枚です。
佐藤氏の音楽を聴きたいという方にもおすすめします。