巴里の空の下セーヌは流れる [DVD]
28年前、わたしは工学部の大学生で実験を含むすべての授業が終わりアパートに帰宅。
TVのスイッチをいれたところ、偶然にも某教育放送でこの映画が始まったところでした。
実験結果を検証すべく関数電卓でチマチマ計算し、当時はまだ高価なパソコンを使いながら流し見な状態。
気が付けば画面に見入っていました。
徹夜で実験レポートを仕上げる結果になりましたが、この映画はぜひとも見て欲しい作品です。
我々と同じ平凡な生活を送る市民の日常、それを見事なまでに自然な角度で映し出していると思います。
親しい付き合いは無くても、生活してる以上は何かしら他人とも接点はあります。
この映画のその描き方はまさにリアルな市民生活だと思います。
あの頃の歌
このCDには、大正時代から昭和初期にかけて主に活躍した声楽家の円熟した歌声が収められている。「カルメンお美」と呼ばれた佐藤美子の「ハバネラ」、藤原義江と共にイタリアに留学していた松山芳野里の「波をけり」、初期の古賀メロディーなどもレコーディングしていた関種子の「ホフマンの舟唄」、軍艦の異名を持つ長門美保の「旅愁」、ベルトラメリー能子の「故郷を離るる歌」、東海林太郎の声楽の師としても有名な下谷川圭祐の「闘牛士の歌」、そして、お馴染みの田谷力三の「恋はやさし」など、いずれも声楽家として名を馳せた一流芸術家たちの昭和40年代の歌声である。さらにボーナストラックとしてNHK放送から収録された藤原義江の「波浮の港」まで加えられて、大満足の1枚である。