加藤和彦 あの素晴しい音をもう一度 (文藝別冊)
加藤和彦特集である。
それが追悼の目的というところが悲しい。
加藤和彦の音楽と人生がひとつの軌跡として、
視界に入ってくるようだ。
細野・小田との対談、多くの追悼文から、
日本のロックのパイオニアとしての勇気、
その偉大な音楽性・リーダーシップをあらためて思い返した。
All You Need Is Love
原曲と比べる、詩の内容・捉え方うんぬんよりも
楽しむことが生きる原動力でありつづける…
そういう想いが十二分に伝わってくる。
参加アーティストの笑顔がたっぷり味わえるDVDは特におすすめ。
1曲だけという潔さも感じられるが、
あわよくば、アルバムそして東北ツアー
なんてあったら素敵だろうに…難しいだろうけど
自分も何かしら参加したい想いが一層強くなりました。
東京ラブストーリー DVD BOX
やはりリカの魅力がこのドラマの魅力そのものなのですね。
リアルタイムの私は田舎の高校3年生。都会の大学に入った春、先輩の女性5人組が全員リカみたいな髪型に紺ブレだったのにビックリしたのをよく覚えてます。それほどに影響力があったのですね。
気づいてみれば当時のリカの年をはるかに超えてしまった私ですが、今改めて見てみると、ありとあらゆる「やってはいけないこと」をカンチの前でやってしまうリカに疲れるカンチの気持ちも結構分かる・・・(なんてことを書くとリカファンの方に怒られるかもしれませんが)
ただ、やっぱりさとみには感情移入できないので、カンチの気持ちがリカから離れた後はかなり見るのが辛いです。(それが結構長い)
さとみがただただひたすらに暗いので、最初にもっと明るくて可愛いさとみのエピソードを入れれば、ストーリーの奥行きが広がったと思います。
鈴木保奈美さんはその後色々書かれたりたたかれたりしてたけど、やっぱり可愛いし他のどの出演者よりも芸達者です。中山秀征さんが出ていたことはスッカリ忘れきっていたのでビックリしました(若い)。
一時代築いた功績に敬意を表して、5点献上。
JUJU 10.10.10 Special Live Request [DVD]
JUJUはもともと好きだったんですが、JUJUの事・曲をあまりよく知らない人でも楽しめると思います。
ゲストが豪華ということもあり、"買い"な1枚だと思います。
ダイジョウブ
CMでおなじみの『今日もどこかで』『言葉にならない』をはじめ、
盛岡が舞台だった朝ドラ「どんど晴れ」の主題歌『ダイジョウブ』や
映画の主題歌『hello hello』など、
日本中の誰もが口ずさめる小田さん作詞の名曲18編が掲載されています。
その詞を彩るのが、あまりにも美しい東北の風景写真。
雄大な山並み、キラキラと輝く海面、たわわに実る桃やさくらんぼ…。
東北は元々、このような豊穣な自然の美を誇る土地だったことを
再認識しました。
いつか、この美しさが、東北の地に甦りますように。
本の収益が、東日本大震災復興支援の寄付にあてられるのも
素晴らしいです。
帯にあるとおり、まさに、小田さんからの「言葉の贈り物」だと思います。