引退―嫌われ者の美学
関西で20代から30代のみなさんは、「探偵ナイトスクープ」を必ず見ていたという青春時代を過したのではないですか?
初代局長の上岡竜太郎はきっぱりと引退し、その後メディアに一切出てきません。この弟子が書いたとされる『引退』であるが、へんくつもの上岡のケジメだったのかもしれない。
何を隠そう10代の頃は毎週欠かさず番組を見て、そして上岡の毒舌にあこがれ、真似たものだった。しかし「愛情のない毒舌」「根拠の無い毒舌」を繰り広げ、人間の厚みが無いままの悪口は格好悪いだけである。
上岡の毒舌の原点。筋金入りのへんくつもの。
素晴らしい!
探偵!ナイトスクープ Vol.5&6 BOX [DVD]
養老の星幸ちゃんは、僕も、大笑いしました。焼き肉パーティーは、寛平ちゃんの警察官の、格好が、すごかったです。長原探偵司会のことわざ対決は、成せば成るでした。鮎名人は、気持ち悪くなかったです。巨大シジミは、こんなに、巨大な、シジミが、あるのかと思いました。チチヤスヨーグルトのふたは、製造年月日は、書いてあるのかと、思いました。買っていてよかったです。
Vivien
7、8曲目あたりはホッとする。3は○ャ乱Q顔負けの演歌ロック。これは篠原さんの迷走したアルバムらしく、ファンの間でも評価がイマイチなのだがそれほどでもない。昔からの篠原さんを知る人にはつかみ所が無いのは確かか。新しいファンを開拓まではいかなかったようだ。
上岡龍太郎かく語りき―私の上方芸能史
漫画トリオがどう結成されたのか?
横山パンチこと上岡龍太郎は横山ノックの弟子なのか?
などラジオ等で聞いた話を改めて面白く読んだ。
漫才ではボケ役がもちろん面白くなければならないが、
つっこみ役の的確なつっこみが
漫才をさらに面白くしていることを
ダイ・ラケ師匠やいと・こい師匠らを
例にして判りやすく示してくれている。
引退して久しいけど、本当に復帰しないのかな?
KBS京都のラジオあたりでひっそりと復帰してほしい。
上岡龍太郎かく語りき―私の上方芸能史 (ちくま文庫)
懐かしいなぁ――。林家小染、秋山右近・夏川左近、秋山たか志、安達治彦、姿三平・浅草四郎、スリーファンキーズ・・・。
そういえば、メンバーの一人の手塚しげおが、肺ガンで亡くなったとの新聞の死亡記事がずいぶん前にあった。彼はテレビ映画「矢車剣之助」「忍者部隊月光」に出ていた。知らなかったが、高槻在住だった。
高槻で思い出すのは、これも10年程前、高槻のとあるスナックに入って、下手なカラオケを歌っていた時、そこのマスターが昭和30年代の新東 宝のスターであった吉田輝雄だと気付き、少し話をさせてもらった。幼い時、スクリーンの向こうで見たスターが、今、同じ地平に居るという事に感慨をおぼえた。
下手な歌で思い出したが、20年程前、上司と神戸のラウンジで、まさしく下手な歌を歌っていた時、客の一人に今は亡き藤田まことが居た。上司がモノマネをして藤田まことを笑わせろと云ったので、阪急電車の車掌のモノマネをしたら、藤田まことが笑ってくれたのも懐かしい思い出だ。
タイヘイトリオ、玉松キャップ・中田チャック、ミスハワイ・暁伸、ミスワカサ・島ひろし、宮尾たかし、横山アウト、横山プリン、ルーキー新一……。懐かしいなぁ――。