Live at FUJI ROCK FESTIVAL ’06 [DVD]
電気グルーヴは基本的に意地悪である。
昔から電気を見ている人ならご存知だろうが、かつては基本的に
「N.O.」や「虹」、「Shangri-La」などの観客が求める曲はやらなかった。
例えやったとしても、絶妙にアレンジを変えて(時にはビックリするほど格好良く、
時にはウンザリするほどフザケきって)、ストレートにやる事は滅多に無かった。
しかし、それでも電気グルーヴのライブが素晴らしかったのは、
そのスカシ方が余りにも格好よかったし、ふざけ方が一流であり、
その丁度いいテンションは彼らにしか出せないものだったからだ。
しかし、あの日のフジロックでのライブは今までと違っていた。
二人は明らかに本気だった。
そこには、はじめて電気グルーヴというモノに正直に向かい合った二人がいた。
特に面白い格好をしている訳でもない、ただの黒シャツを着た二人の中年が
本気で自分達に、そして自分達に期待をし続けている人々に向かい合っていた。
ニヤニヤしながら軽快なステップで卓球が階段を降りてきた時、
そしてハンドマイクで「N.O.」を唄いだした時、
「かっこいいジャンパー」のあのイントロが流れてきた時、
いつもの「見てください、楽しんでください、・・・・電気グルーヴです!」という名台詞を卓球が叫んだ時、
あのキラキラとした「虹」の音が聞こえてきた時、
今まで待ち望んでいた瞬間が多くあった。あり過ぎる位あった。
そんなライブが素晴らしくない訳がない。
個人的には、電気史上もっとも感動的で、素晴らしかったライブだと思う。
恐らく、意地悪な二人のことだから、この先こういうライブはもうやらないだろう。
だからこそ、このDVDはとても貴重な記録である。
かつて、一度でも電気グルーヴの虜になったことがある人は買うべきDVDだと思う。
あの頃、見たくても見れなかった電気グルーヴがここにいる。
“水樹奈々 スマイル・ギャング”5周年記念! シャッスF!! [DVD]
ブックレットには、210回〜274回までのお二人直筆のコメントが載っていたりなど、かなり盛り沢山です(^O^)
DVDの方もボリュームたっぷりで、かなり楽しめました。映像化して大正解のコーナーばかりでしたよb
ともかく…「スマギャン」リスナーは勿論のこと、ファンの方も満足頂ける内容だと思います>^_^<
WIRE TRAX 1999-2012
代表曲であろうD1T4: WIREWIREは、WIREオーガナイザー!と言わしめるトラック。かつて、WIRE公式HPでも流れていた。
本作は、通常の石野卓球氏のどっぷり聴かせるテクノ・アルバムとは少し趣が違い、
すべてが、WIREのためにWIREで踊ることを重点に作曲されており、必然的にどっぷり踊らせる仕様。
1999-2012の間、各曲には年によって曲調に変化があり、石野卓球氏のスタイルの変化の垣間聴くこともできる。
続 卓球戦術ノート (卓球王国ブックス)
卓球に対する考え方が変わる。プレーそのものの細かいアドバイスよりも、試合の組み立て方の勉強になる。今時点の技術で自分の持つ最大限の力を出すにはどう試合を進めていけばいいか? 卓球というものを単なるスポーツとしてだけでなく、ゲームとしてとらえることができる一冊。