女の香り DVD-BOX1
『女の香り』は韓国ドラマのラブストーリーである。コメディの傑作『私の名前はキム・サムスン』のキム・ソナが主演する。冴えない女性ヨンジェと大企業の御曹司ジウク(イ・ドンウク)のラブストーリーという枠組みは同じであるが、難病を抱える『女の香り』の方が深刻である。
近年は韓国が国際社会で元気である。製造業ではサムソンやヒュンダイなど家電メーカーのサムソンや自動車メーカーのヒュンダイなど、コストだけでなく品質やブランド力でも日本企業は追い詰められている(林田力「日本はインフラ輸出に注力すべきか」PJニュース2012年3月16日)。文化面でも韓流が席巻している(林田力「勢いに乗る韓流(上)」PJニュース2010年11月10日)。
米国の小説では「黒人男、白人女、ヒスパニック、そして韓国系のいずれもパートナーの面々が、事務所が人種面での寛容性や男女平等に向けて努力していることを語った」という表現がある(ジョン・グリシャム著、白石朗訳『アソシエイト上』新潮文庫、2010年、287頁)。黒人、白人、ヒスパニックと並ぶ存在として、アジア系の代表格として韓国系が例示されている。
韓国の国際的競争力の強さは韓国社会のグローバリゼーションへの対応が背景にある。『女の香り』でもヒロインが怒らせてしまうVIPをムスリムと設定し、ハラール認証付の鶏肉を用意するなど社会の多様性を反映している。マイノリティを正面から扱う社会はドラマではなく、一般向けの娯楽ドラマで本筋と異なることで自然にマイノリティを描くことは、まだまだ日本のドラマでは乏しい。このようなところにも日韓の差が現れている。
印象的な俳優は財閥令嬢のイム・セギョン役のソ・ヒョリムである。世界的なホテルチェーンを保有する財閥家の娘である。キャラクターにヒロインの恋敵的な存在になるがいる。ヒロインを見下す嫌な役どころであるが、大きな目が印象的である。ステレオタイプな心の貧しい金持ち像に収まらない。目が表情の重要な要素であることを再確認した。(林田力)
ドリームハイ DVD BOX II
2PMのテギョン君の演技が見たくて購入しましたが、ドラマそのものもすごく面白くて引き込まれました。ウヨンくんとIUちゃんとのラブラインが可愛くて、最後まで気になって気になって一気に見ました。歌を歌うシーンはもちろんカッコいいのですが、演技しているところもアイドルが・・・などと言わせない演技ですごく感動しました。今後の俳優としての活躍も期待したいです。でも、忙しすぎるのが、ちょっと心配で、末永く活動して欲しいです。
しのけん 2 (Action comics)
パチスロプロ「しのけん」こと、篠崎健二さんの連載「喰うならやらねば」を漫画化した作品が本作です。
現在のよりも、5年以上昔に遡って舞台は進んでいます。
知る人には懐かしい機種の話ばかりです。
この漫画は篠崎さんのプロ生活の中でも特に思い出深い機種の話を交えたストーリーなのでマイナー機も多々ありますが、その台を実際に知らなくても楽しめると思います。
実際、全台知らない世代のアタシも楽しめました♪
石原良純のこんなに楽しい気象予報士 (小学館文庫)
この本は本屋でヒラ積みになっていたのでなにげなく手にとってパラパラ見ていたところ予想以上におもしろかったので思わず買ってしまった。しかしこの本を読み終えたからといってすぐNHKの天気図が読めるようになったり、旅行先で短波放送を聞きながら占い師よろしく一時間後の天気を当てたりする技術が身につくとかいう期待を持って買ってはいけない。本書はそういうことを書いているのではなくていかに天気を身近に感じて欲しいか、いかに天気は面白いかということを天気にまったく興味がない一般の人に天気マニアの筆者が実体験を交えながらとうとうと語っているマニア本である。現代人は天気なんか関係なしの生活を送って久しいが、筆者の言うようにたまには外にでて自然現象と触れ合うのも必要だろう。
女の香り ブルーレイBOX1(Blu-ray Disc)
キム・ソナとイ・ドンウクの組み合わせに違和感がありましたが、 役名ヨンジェとジウクとして自然な恋人同士を演じ切りました。 ヨンジェは余命半年の宣告を受け、これまでの我慢を重ねた生き方を見直し悔いのないようにやりたい事を実行していきます。 憧れの会社の会長の御曹子ジウクと知り合います。 ヨンジェは毎日を楽しく生活しようとおしゃれをし、タンゴを習い始めます。 ジウクは、そんな彼女に魅せられ、自ら近付いていきます。 その後、つらい出来事を乗り越え強い絆で結ばれていきます。 後半は涙なくしては見られません。 予想に反してお似合いの2人でした。 ジウクがヨンジェを静かに深く愛している姿をうまく演じたイ・ドンウクはあたりです。ヒョンビンと同じく、キム・ソナと共演する年下の男優は当たりそうです。楽しみです。