神はサイコロを振らない
この物語は飛行機事故によって、突然消えた人々と、その遺族。
そして、その飛行機会社の人々の話だ。
だが飛行機事故でなくても、誰にでも肉親との別れが突然訪れる可能性はある。
そう思うと、この物語の人々は幸いだったのかもしれない。
10年の時を隔てたとしても、もう一度、会い、最期の時をやり直す機会を与えられたのだから。
それぞれの人生と背景があり、変わってしまったもの、変われずにいるものがある。
それによるジレンマ、人々の喜怒哀楽。
設定が設定だから、リアリティはない。
けれど、それで、敬遠しているのはもったいないと思った。
作品の世界に引き込まれたもの勝ちだと思う。
私は中盤から最後までは、眠る時間になっても本を手放せず一気に読んだ。
寂しさと優しさの入り交じったラストはハッピーエンドではないと思う方もいるかも知れない
けれど圧巻のラストだった。
これだけの人々の人生を書き切った大石さんに敬意を表したい。
onelove
この曲が主題歌の「神様はサイコロを振らない」(日テレ系,水曜夜10時〜)で聞いて,魅了されてしまいました。
ryoheiの透き通った力強い歌声に,VERVALのラップが加わることによって,メロディーの完成度というか,歌のすばらしさというか,そんなものが大幅にパワーアップしています。
陽と陰,静と動,天と地,一見相反する要素が見事に融合し,高い次元からの音楽を提供してくれています。
あえて格闘技で譬えるならば,五味隆典と山本KID徳郁がPRIDEのリングで試合をしちゃったような感じでしょうか。
それはさておき,主題歌になっているドラマは正直つまらないけど,この曲のおかげでドラマがよく見えてしまうほどです。
まだ,聞いたことがない人は,ドラマ「神様はサイコロを振らない」で聞いてみてください。きっと気に入ると思います。
2006年のベストバウト,じゃなかった,ベストソング決定です。
神はサイコロを振らない (1) (角川コミックス・エース 85-11)
キャラメルダイス:6つ集めると何でも願いがかなうという神話の世界のアイテム
紫明奏羽:23歳の高校教師だが見た目は女子小学生
超古代文明を研究していた父親のキャラメルダイスへの願いによって
その成長を止められた。キャラメルダイスを集めている
四条望:委員長だが、奏羽と出会ってからは制服の上にエプロン、頭にパンツをかぶっている
(どちらも古代アイテム)
ミカゲ:超古代のデアゴ○ティーニによる「週刊サポートロボを作ろう」を元に
奏羽の父が組み立てた美少女ロボット。巨乳。羞恥心ゼロ。
今出川先生:巨乳でメガネの教師。その正体はドロボウ。
校長と教頭を部下に従えラビット団を結成(当初はオッパイ団だった)
奏羽とライバルだが、ラビット団のときは姿を変えているため正体はバレていない
というようなキャラで、くりひろげる、ドタバタエロコメディ。
あいかわらずエロネタばかりだけど、この人のキャラはエロいので
個人的に好きです。