クラシックCDこの1枚~101曲いいとこどり
INDEXとしてはいいと思う。小学生の子供が、あ、これ知ってる!と言ってクラシックに
興味を持ち、ちゃんと聞きたくなるというケースもある。ただ、これで網羅というには
程遠いので、2枚組み200曲くらいでもよかったのではないか?
あと、やっぱり曲ごとに1行でもいいから解説がいるよ、こういうのは。
とにかくクラシックCDを聴いたことない人が、好きなのを探す分にはアリです。
イタリア・オペラ アッリーゴ・ボーイト:「メフィストーフェレ」全曲(2008年 日本語字幕付) [DVD]
原作ゲーテの名戯曲「ファウスト」をオペラ化したもの。メフィスト役のバスと言い、ファウスト役のテナーと言い、はたまた、マルゲリータ(グレートヘン)役のソプラノと言い、見事な歌唱力を備えた布陣である。演出についても、舞台が新鮮で、演技も、惹き付ける魅力を持っている。楽しい144分間である。
作者ボーイトは、名オペラ「オテロ」、「ファルスタッフ」の台本作家でもある。自ら、オペラとして、作り上げたのが、この「メフィストーフェレ」である。それだけでも、興味津々としたものがある。
我が名はネロ (1) (中公文庫―コミック版)
ネロは暴君であるというのが世評であるが、一体全体彼が何をしたのだろうか?現在では古代ローマを題材した本は手にはいるが、わかりやすさということころではなかなか難しいと思う。そんなとき本書を読めばネロと当時の状況を理解することが出来るでしょう。また、小説を読んだ後、ビジュアルで見てみるのもまた一興です。マンガとしても物語としても面白いです。
ザ・ローマ 帝国の興亡 DVD-BOX
今風の短いカット繋ぎとアップの多用。ユーモア無し。残酷描写。私には精神的な消耗が激しいドラマでした。ドロッとした鮮血とか槍に刺した生首とかを見たくない方にはオススメしません。話はかなり焦点を絞ってあります。「ネロ」の回だとローマの火事より前(母親アグリッピナのくだりとか)、「カエサル」の回だとクレオパトラすら出てきません。見るのであれば、ドラマの順にこだわらず、年代順に見ていったほうがローマ史が頭に入りやすいと思います。