俊足のマタドールてるおちゃんのお笑い部屋

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10.恋の暴走

ツキノカガヤキ ホシノマタタキ このアルバムは一番好きなアルバムです。
しっとりとした曲が多いですが、その分田村直美の高音を楽しむことが出来ます。特に「鋼」は一聴の価値があります。
また、ドラマ「傷だらけのラブソング」劇中で主演中島美嘉が歌った「Feel My Way」も収録されています。

リアル・シンデレラ (光文社文庫)  編集プロダクションに勤める「私」はシンデレラのお話に疑問を持っている。主人公よりも継母など脇役たちばかりが目立って仕方がないストーリー。勤務先の社長・矢作も「私」同様、継母たちの意地悪に打ち勝つことを良しとするシンデレラの価値観に違和感を持ったといい、ある女性について取材してノンフィクションを書いてみないかと「私」に持ちかける。倉島泉(せん)というその女性を追う「私」は、幸せとは、美しいとは、そして善きことというのがどういうことなのかに思いを馳せることになっていく…。

 主人公であるはずの泉は、この小説にあまた登場する人々よりも一歩退いた感の強い存在として描かれます。親や周囲の男性の愛情も妹の深芳(みよし)にばかり向けられ、シンデレラ=灰かぶり姫に照らすように、野菜農園を自ら切り開いて泥だらけの泉は周囲に顧みられません。
 しかしシンデレラと泉とを画すのは、泉が自分をとりまく人々を見返すための何かを待っているわけではないという一点にあります。泉は偏僻(へんぺき)することなく、静かに己の分(ぶん)をわきまえたかのごとくに、やさしく人生を歩んでいくのです。

 小説全体を通して立ち現れる泉の確かな豊かさを思うとき、その豊かさを豊かさと感じるだけのゆとりが今という時代や社会に失われていることに思いが立ち至ります。
 前へ出ること、自分の幸福を実現すること、そのことに汲々とすることこそが第一義とされる今、人は肉食系を良しとし、そうではない人々を草食系と嘲弄する世界が広がっています。そこに身を置けないと思った者の中には自分を社会から遮断することでしか心の安寧が得られない人々もいます。

 そんな今へのアンチテーゼのように置かれた泉の物語は、読者に清々しさを感じさせないではおかない稀有な物語となっています。

 今の時代に書かれるべくして書かれた小説。
 そんな思いを強くさせる、すぐれた長編です。

源氏物語 (英文・ウェーリー訳版) - The Tale of Genji 今までアーサー・ウェイリーの「源氏物語」英訳全文版は古本でしか手に入りませんでした。
それも1950年代、60年代のmodern libraryがほとんどで、程度の悪いものが多く、当時の印刷技術のためか活字も見にくく、読みにくいものでした。
しかしこの新版は活字も見やすく、ペーパーバックながら適度に厚みのあるしっかりした紙に印刷されているため、読みやすく、アーサー・ウェイリーのわかりやすい英語源氏物語の理解を深めさせてくれそうな気がしています。

everyman's libraryのサイデンステッカー訳The Tale of Genji (Everyman's Library classics)やペンギンブックスのタイラー訳The Tale of Genji (Penguin Classics) [Rough Cut Version]にも挑戦してみましたが、何かニュアンスが異なり、幾種類もある従来の現代日本語訳のようなような硬さがあり、初めのページで降参しました。
また、最近はアーサー・ウェイリーの英訳から日本語に翻訳したウェイリー版 源氏物語〈1〉 (平凡社ライブラリー)も出ているようで、人気があると聞きますが、私は読んでいません。
そのぐらいなら英文で直接アーサー・ウェイリーに挑戦したかったので。

ところで、日本語の現代語訳では、林望訳謹訳 源氏物語 一が一番すぐれていると思います。
全10巻のうち最近3巻目が出ましたが、面白くて買ってから読み終わるまで3日ぐらいだったと思います。
こんな源氏には今まで出会ったことがありません。
何しろいろいろな現代語訳すべてに挑戦はするものの挫折を繰り返してきましたので。

アーサー・ウェイリーの英訳も林望の路線(?林望がウェイリーの路線)ではないかと感じられ、きっと面白いだろうなと期待しています。
少なくとも桐壺は面白かった。
ちなみに、イタリア語訳も持っていますがアーサー・ウェイリー英訳からの翻訳です。
フランス語版やドイツ語版もアーサー・ウェイリーの英訳からの翻訳だと聞いています。
(平川祐弘著アーサー・ウェイリー'『源氏物語』の翻訳者参照)
つまり欧米の源氏理解はアーサー・ウェイリーの源氏物語によるもの、と考えてよいのだと思います。

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