流(ながれ) (講談社プラスアルファ文庫)
窪塚洋介というのはタレントよりはアーティスト性を持った人間寄りのようで、何かを表現したり詩を書いたり絵をかいたりしないと駄目な人種なんではないか。自分からチョクの表現を、発散していないと駄目なんではないか。
彼の出してきた本は今まで5冊。それぞれのトーンを持った詩やイメージの羅列であり、音楽のアーティストがその時の自分の嵌ってるものをテーマに作成する、アルバム的である。彼は音楽も作れない、そういう売り出し方もしていない。ただ外見と演技の経験によって一般に認知された一介の芸能人扱いをされているわけだが、表現欲が尽きなくて尽きなくて、何揶揄されようとずっと正直に自分の言葉を発表してきた。実は、その衝動こそが結構自分なんかの胸を打つんである。
ヤツは、「大人しくしていること」ができなかったんである。…なんでもできる人なんて、実は大したアーティストにも偉人にもなれないんである。なんでもできる恵まれたイケメンではないのである。窪塚だって、キミやアナタも求めている、もしくはコウコウセイやチュウガクセイのころ求めていた、自由な魂の表現できる風通しのいい空気が必要なんである。そういう衝動にとりつかれた人間なんですわ。…ちょっとは共感してもらえたかな? 願わくは、今後も彼の表現欲にふさわしいスキルを身に付けて、機会を得て、仕事をやっつけて、人生を輝かして欲しいもんである。
掲載写真の窪塚の後頭はマジで輝いている。弾む書下ろし文も、パワーに満ちている。子供の未来もキラキラして見える。美しいものを見せられた気にさせる、やはり類まれなる人物である。
TIME WAVE(初回限定盤)(DVD付)
卍line3枚目のアルバム。
2ndでもいい曲(NAKAMAとかダンスホール深海魚)が多かったけど
今回は成長した余裕振りが見えます
まだ全曲聴いていませんが・・・
5曲目のブンシャカラカはyoutubeでも聴けますので是非聴いてみてください。
あと11曲目のアメポンという曲がいいです。
とてもラジオで流せるような歌詞ではありませんが・・・
窪塚さんの思想や世界観がたっぷり味わえます。
これを聴いてバビロンを破壊しましょう!