Besame Mucho(ベサメ・ムーチョ)
ラテンミュージック、キューバ音楽というと賑やかなノリノリのサルサをすぐ思い浮かべるが(それも良いのだが)こういうCDも良い。タニアの素晴らしい歌声。ピアノとベースだけのシンプルな伴奏。まさに大人の為の音楽という感じがする。お勧めの一枚です。
KYOKO [DVD]
米軍基地の近くに住んでいた幼少時、ある人からダンスを教えてもらい、その魅力に引き込まれ21歳になった今もダンスを続けている日本人女性KYOKOが、ダンスの師に会いお礼を言おうと一大決心で、単身渡米。紆余曲折の末、無事に会うことが出来るのですが、その後、予想もつかない数々の展開に・・視聴者は泣かずにはいられません。
KYOKO役に、深作欣二氏の「忠臣蔵外伝・四谷怪談」で日本アカデミー主演女優賞を受賞した高岡早紀さんが演じていますが、彼女自身、幼少時からクラッシックバレエをやっていたそうなので、劇中にでてくるダンスのシーンはとても綺麗で印象的です。
私自身、キューバ音楽はあまり馴染みがなかったのですが、この作品の監督・村上龍氏は、実は超~お気に入りだとか・・。
今回!初めて村上氏の手がけた映画を見ましたが、とてもよかったと思います。
13歳のハローワーク Blu-ray BOX
タイムスリップ物で連続ドラマ、全9話で1話づつ完結ながらミステリアスな展開が含まれているので途中で止められない、最後のオチは正直物足りないがまあ一見の価値ありといったところか。
ストーリー:松岡昌宏演じる主人公:鉄平は警察官だが生活安全課所属で本当は捜査一課に入りたかったという設定、ある日ハローワークを訪ねて転職を相談するのだがいい答えはもらえずその日は酔っ払ってカラオケボックスで一人一夜を明かす・・・目が覚めるとカラオケがビリヤードに変わっていた(この辺が個人的にはツボ)外に出ると建築中のレインボーブリッジが目に入ってきた、そう舞台は東京の芝浦・・・というか22年前(1990年)にどういうわけかタイムスリップしてしまったのだ。 普通ならパニックを起こすところだがそこはドラマ、中学生の当時の自分自身を探し出し、塾で猛勉強していい大学に入るように説得する・・・当時の流行、バンドブームや来日直前の某ビッグ・バンドなど懐かしい話題も盛り込んで毎回
飽きさせずに話は進むそして何故、誰がタイムスリップをという疑問が最終回まで引っ張ってくれる。
現代と過去を行き来し何とか現在の職業を変えようと必死の主人公がやはり可笑しく、コメディーと言っていいと思う、主に舞台となるのが少年、テッペイが通う塾で毎回塾生の一人がクローズアップされ彼らのキャラクターと22年後の姿が話の軸となる。塾の経営者からいろんな指名を受け大人の鉄平も毎回いろいろな
職業を体験する、大きなテーマは職業の選択、転職なのだろう、今不景気で転職を余儀なくされている大人も多いからタイムリーなドラマなのかもしれない。
当時子供だった人、当時から大人だった人におススメしたい、とくに後者にはあのNHKの「少年ドラマシリーズ」を思い出す人もいるかもしれない。
櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている。
10代からのファンも、40代になりました。
このシリーズも長いお付き合いです。
普通の人が読むとただの屁理屈です。
言っていることは、ずっと変わりません。
時代背景が色をつけるだけです。
なぜ、毎回購入するのか?
普通の大人が言わないことを、大人の村上龍が言うので、
やっぱり、安心したいのかな?
「考えてみろ!」と昨今の大人はアナウンスしません。
私も大人ですが、言いたいが結論が無くて、何も言えなくなるタイプです。
村上龍から言えば、私も甘えの一般大衆です。
甘えながらも、考えることは忘れないように!と思いながら年を重ねたいのです。
ピアノ・デ・ソラール
難解なようでシンプル。
シンプルなようで緻密。
新鮮な素材を絶妙なバランスでシンプルに料理した食事のような1枚。
何度聴いてもグっときますし、食事時やドライブなど幅広いシチュエーションにあうので、
定番的に活躍してます。