海賊戦隊ゴーカイジャー 全曲集 KANZENお宝ソングボックス
OPから各種挿入歌含むEDまで全て網羅したCDアルバム。
海賊戦隊ゴーカイジャーに登場したすべての楽曲とそのカラオケバージョン、最終回で使用”予定”だった「スーパーヒーローゲッター~Now and Forever ver.」、さらにおまけとしてザンギャックゲッターまで収録されたまさにお宝ものの豊富な収録内容。
スーパーヒーローゲッター~Now and Forever ver.は199Verのような流れで戦隊名が矢継ぎ早に流れていき、最期にゴーカイジャーとゴーバスターズが追加されているという感涙モノの仕上がりで、これが最終回に流れたら感動はさらに高まったと思う。
それだけに未使用で終わったのは残念だが、今と未来の戦隊も含めて、スーパー戦隊はこれからも続いていくという制作サイドの意欲の現れなのだろう。
BGMとして使用された豪獣神のテーマや、ゴーカイジャーのテーマ、VSギャバンのED曲などとにかくもりだくさんな1品。
ゴーカイジャーファンに送る、最後にして最大のお宝だ。
宇宙刑事ギャバン Vol.1 [DVD]
特撮と言えばウルトラマンや仮面ライダーを思い浮かべる人も
多いと思いますがこの宇宙刑事シリーズも外せない作品の一つです。
このギャバンですが宇宙刑事シリーズやメタルヒーローシリーズの
原点ともなる作品で特撮好きなら見逃せない作品のひとつです。
自分的には是非子供に見せたい作品のひとつで
愛とは何か?勇気とは何か?
結構子供とかに判りやすく伝わるのではないでしょうか?
装着変身 宇宙刑事シャイダー
宇宙刑事シリーズ三部作のうちの一作『宇宙刑事シャイダー』。メタルヒーロー黄金期の作品だけあって、子供の頃のあのまばゆいアーマーが脳裏に焼きついている大人も多いのではないだろうか。
かくいう僕もその一人で、特撮ヒーロー好き、メタルヒーロー好きとして、この商品を強くお勧めする。
また、同『装着変身シリーズ』には『宇宙刑事シリーズ』の3刑事が全てラインナップされている為、出来る事なら3体一緒に購入すると・・・そこはもう、楽園である。
さて、箱パッケージからは中身が見えない仕様になっているので、店頭で確かめようがネットでいくら検分しようが大して購買に対する印象は変わらないかと思う。ので、あらかじめ言っておきたいのだが、滅茶苦茶良い出来である。
これは同シリーズの他の宇宙刑事にも言える事なのだが、細部まで再現されたメカディティール、メタリックカラーをうまく盛り込んだあの憧れのアーマーパーツ。無論、原作に出てきた武装も付属している。
ともかく良い出来なので、昔ファンだった方なら迷わず買って欲しい。
ただし、人間時の顔はちょっと哀れ。
宇宙刑事ギャバン THE MOVIE オリジナル・サウンドトラック
待望の宇宙刑事単独での映画、『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』のサウンドトラック盤。
この映画の劇伴の布陣は、映画『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』を踏襲しています。
本盤での作曲担当数は、山下康介氏が24曲。渡辺宙明氏が7曲(歌物2曲を含みます)。
そして両氏の競作が2曲になっています。
ブックレットによれば、渡辺氏の新曲は、3曲であるとの事。
ただBGM全曲の編曲は山下氏が一括して担当していますので、曲の雰囲気は前作よりも統一されたものになっていると感じられます。
渡辺氏のファンである私には、いつもとは違ったアレンジによる宙明サウンドも魅力的でした。
正直、前作を聴いた時ほどのインパクトはなかったのですが(前作では、「ついに復活!」と云う感動がありましたので)、
オーソドックスなスタイルの本サントラ盤は、この映画を楽しんだ方にはマストアイテムになると思います。
しかし、 “宇宙刑事サウンド=宙明サウンド” と強くこだわっている方には、
山下氏がメインとなっている本アルバムは、物足りなく感じられるかも知れません。
『宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE』は色々な意味で、世代交代の映画なのでしょう。
主役のギャバンは、一条寺烈から十文字撃へ。
そして音楽も、渡辺氏から山下氏へ。
もしも宇宙刑事の新作がこれ以降も作られるとすれば、音楽担当は山下氏単独になるのではないかと予想しています。
もちろんその際には、渡辺氏のメロディが素材として使用される事もあるでしょうが。
そんな流れには、宙明サウンドのファンとしては寂しい気持ちを抱いてしまいますが、いつかは迎える瞬間です。
キャラクターやドラマ、そしてひょっとすればファン層さえも、世代交代が成される今こそがその時なのだと思います。
そう云った意味では、新主題歌の【宇宙刑事ギャバン-type G-】のボーカリストが串田アキラ氏であるのは、
オールドファンには嬉しい事ではありますが、やはり歌手も若い人に替わるべきではなかったかと思えます。
撃ギャバンの主題歌の歌声よりも、烈ギャバンの主題歌の歌声の方が若々しいと云うのは、違和感がありますので。
『ゴジラ』や『宇宙戦艦ヤマト』『必殺シリーズ』、そして『宇宙刑事シリーズ』のように、
音楽人気が特に高い作品は、BGM担当作曲家の新規起用は非常に難しいです。
『ゴジラ』は1984年の復活以降、伊福部昭氏以外にも様々な方が起用されましたが、
自身のスタイルを確立されたのは大島ミチル氏のみだと思えます。
『宇宙戦艦ヤマト復活篇』では、この『ギャバンTHE MOVIE』に近いスタイルで同じく山下氏が、
そして『宇宙戦艦ヤマト2199』では、宮川彬良氏が模索中です。
『必殺シリーズ』では、未だ平尾昌晃氏を継ぐ方は現れていません。
『宇宙戦艦ヤマト』と『宇宙刑事』と云う、2大音楽人気タイトルの劇伴の後継者として起用されている山下康介氏。
このシリーズ(になればいいな)はもちろん、様々な作品での活躍を期待しています。
ブックレットでは、『ゴーカイジャーVSギャバン』のサントラ盤での不満を払拭してくれています。
各曲の解説はないですが、スタッフやプロデューサー、そして渡辺氏と山下氏のコメントとツーショット写真が掲載されています。
あと問題は、サントラ盤を聴いてから映画を観るか、それとも観てから聴くか。
サントラ盤の曲タイトルを見ると、ある程度のストーリーが予測できてしまう弊害があります。
私はすでに聴いてしまったわけですが、本作はストーリーの意外性は薄いと予想していますので、
そんなに大きな問題にはならないと思います。
しかし『ゴーカイジャーVSギャバン』で、【チェイス!ギャバン】のインスト曲が蒸着の際に流れた時に、
身震いするほどの感動を覚えた方は、映画本編を観るまでサントラ盤を封印しておいた方が良いかも知れません。
さあ来い、10月20日の公開初日!
【余談その1】
Tr.7の【魔空城のテーマ】、
何となくラドンのライトモチーフ(ゴジラ映画『三大怪獣 地球最大の決戦』)に似ているように思えたのは私だけでしょうか?
2012.10.20.追記
早速、劇場に足を運びました。
『ゴーカイジャーVSギャバン』は往年のギャバンファンに対して、サービス満点の内容でしたが、
今回の映画は、ドラマもキャラクターも、そして音楽も、旧いファンの方を向いていないように思えました。
明らかに、今の子供たちに向けた、新しいヒーローの序章になっています。
それはやはり、オールドファンには少し寂しいところですが、
宇宙刑事と云う作品の未来を考えれば、正しい事なのだと思います。
そして、結構シリアスで重く、ややカタルシスに欠ける本作でしたが、山下氏の劇伴は良く合っていたと感じました。
ただ、あのラストシーンならば、エンディング曲は【星空のメッセージ】の方が良かったです。
とりあえずヒーロームービーとして、面白かったですよ。不満点もいくつかありますが、100点満点で、75点くらいでしょうか。
【余談その2】
遅ればせながら、テレビマガジン 2012年 11月号 [雑誌]を買いました。
付録のDVD、結構楽しめています。『宇宙刑事ギャバン伝説』!!
【余談その3】
撃ギャバンがゲスト出演した『特命戦隊ゴーバスターズ』第31・32話を改めて観てみると、
本アルバムの山下氏作曲のBGMも結構多く使用されていましたが、全く違和感がなくて、
初見では気付かなかった私なのでした。
メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集 I
戦隊・ウルトラ、そして仮面ライダーに続きついに
クロニクルシリーズにメタルヒーローシリーズが登場!。
『ギャバン』・『シャリバン』・『シャイダー』の
宇宙刑事3部作はもちろん、前3作の路線を継承した
『ジャスピオン』・『スピルバン』2作品の主題歌・挿入歌を完全収録!。
実は『復活!栄光の東映ヒーローVol、1,2』を持っているので
正直あまり注目しなかったんですが、上記作品以外に『メタルダー』
の主題歌・挿入歌も収められると知り、今回星5つを付けました!!。
現在、『栄光の東映ヒーローVol、5』が入手困難なので
これは、すごく嬉しいです。以後シリーズにも期待!。