101回目のプロポーズ 4 [VHS]
ヒーロー武田哲也はヒロイン浅野温子に、100回目のプロポーズをして、ふられる。
しかし、101回目のプロポーズは、命がけの全力投球でなされる。ダスティホフマンの
卒業がおもいだされる。ショパンのポロネーズが、ところどころで、流れる。
チャゲアスの余計なものなどないのさというせりふは、いい。
これは、安い。
101回目のプロポーズ ― TV オリジナル・サウンドトラック
このアルバムで国内でも名が広まったと思います(TVドラマがヒットしたので)
初期の作品がお好きな方には少し物足りないかもしれませんが、西村さんの違った一面を見ることができる1枚だと思います。
101回目のプロポーズ
フジテレビの月曜21時、いわゆる月9ドラマの小説本です。
さえない男の達男は99回のお見合いに失敗してきたのですが、100回目の相手薫は自分には不釣合いなまでの美人。思い切った要約をすると、この二人の恋模様がこの本には綴られているわけです。
この手の恋愛ものにありがちな現実からの跳躍はなく、この本の中で繰り広げられる恋愛を憧れの対象として楽しむことができると思います。ただ、連続ドラマの小説本だけあってエピソードが盛り込まれすぎている、という印象を受けました。本にするに際して、省略していい部分もあったかと思います。その点で星4つにしました。
原作は『高校教師』、『人間・失格』の野島伸司、構成(ノベライズ)は3回目のコンビとなる田村章(重松清)。ドラマでは達男を武田鉄矢、薫を浅野温子が演じていました。
「101回目のプロポーズ」オリジナル・サウンドトラック
実を言うとドラマも見たことがないのですが、OSTだけでも完成度が高く、満足しました。
神話、ヘソン(神話)、Lynも参加していて、K-popのコンピレーションアルバムとしても聞いても、曲の選択もバランスが良いし、聞き応えがあるアルバムでした。ドラマを見てないせいか、インスト曲にイマイチ共感できなかったので、星4つということで。
101回目のプロポーズ [DVD]
初めてこのドラマを見たときは中学生でした。今自分は三十路。ドラマの中の矢吹薫(浅野温子)と同じ歳になってまた見たくなりアマゾンで購入。2晩に分けて見ましたが、一瞬で初めて見たときのあの感動がよみがえりました。
今回DVDを見て気づいたことがあります。それは浅野温子と武田鉄矢の純粋な恋愛ドラマ以外のストーリーです。例えば江口洋介は武田鉄矢の弟役としていつも兄を心配する優しさを見せてくれます。何度も兄の武田鉄矢をかばうシーンがありますがとても感動します。
最初は浅野温子に求婚をしていた竹内力は途中まで嫌な役ですが途中から潔く身を引き、浅野温子のよき理解者、そして武田鉄矢にエールを送る好青年です。
私が一番気に入ったのは江口洋介と田中律子の仲です。気づかぬ内にお互いに惹かれ会っている二人。とても甘酸っぱい気持ちに成りました。
そして武田鉄矢の、なにがあってもどんな時でも浅野温子を思い続ける誠実さには脱帽です。かっこいいセリフだけではない。みんなの体当たりの演技がとてもいい!
浅野温子のあの涙は本当に流れているんだろうなと思わせてくれます。大好きな恋人を結婚式当日に失う辛さ。やっと誰かに恋できるようになった直後に、昔逝ってしまった恋人と瓜二つの人と出会う。まさに「息が止まる」思いでしょう。
最近のドラマではここまで色々な役に個性を持たせていないような気がします。そしてこの101回目のプロポーズはいつまでも色あせない名作です。このドラマで使われていた SAY YES は結婚式で使わせてもらいました。このドラマを見たときからいつか結婚したらこの歌を流したいと決めていたので。絶対に損はないです。見てみてください。