TBSアニメーション「忘却の旋律」オリジナル・サウンドトラック THE MELODY OF OBLIVION
理想的な劇伴とは、曲を聞くと本編のシーンが
甦るようなもののことを言うのだと思います。
そしてその点に於いてこのサウンドトラックに
収録されている楽曲はどれも文句のつけようが
ありません。ファンなら黙って買いの一枚です。
てのひらの光
これはアニメ見ているうちに買ってもいいな、と思った。余韻に浸るというか、曲のまたーり度合いがよろしです。ギター曲なんで、人がまさに弾いているという感じなんですよ。音源も最低限で絞っていて、しっとりですな。
OPがかなりアグレッシブな歌詞に対して、どちらかというと寂しさといった情感に訴える曲かな。Vocalの山口みなこの声も、好き嫌いあるかもしれないけど、どこか寂しい歌詞をイメージそのままに歌ってくれるので、私はぴったりだと思いました。
ビクター・アニメソング・コレクション I アニメわん
まあ確かに収録されている曲は結構いい曲です。
ラーゼフォン然り、SEED然り、キディ・グレイド然り・・・・・。
名曲が多いのは確かですけど、
何で最初から2枚組にしなかったのでしょうか?
どっちも買わせようと言う戦略が見え見えです。
「わん」と「わんわん」を一まとめにしないと
買うのをためらう方も出てくると思います。
忘却の旋律 1 (初回限定版) [DVD]
GAINAX20周年企画で制作されるアニメ作品の内の1つ「忘却の旋律」です。原作となった少年エース連載の「忘却の旋律」をそのままTVアニメ化したのではなく、榎戸さんなどのGAINAX御馴染みのスタッフに加え、「ラーゼフォン」の出渕 裕氏をモンスターデザインで起用するなど、TVアニメとしてのオリジナル色が強い。スタッフに貞本義行氏の名前もあるが、キャラクターデザインではなく、アイバーマシンと呼ばれるマシンのコンセプトデザインに止まるのみ。キャラクターデザインのポジションには、制作でタッグを組むJ.C.STAFF制作の「一騎当千」でキャラクターデザインを担当した長谷川眞也さんが着いているので、原作コミックや「まほろまてぃく」などのGAINAX系キャラクターとは違う。
肝心のストーリーは「メロスの戦士」として目覚めた主人公がモンスターとの戦いの中で、色々な人々と出会い成長していく、といったところですが、舞台設定や背景が妙に日本的な雰囲気なので、モンスターや戦士というキーワードが浮いしまっているような感じは否めず、遠音が初めて登場する第6話「鼠講谷」あたりからの連続した面白さが出てくると、評価はグッと上がる作品だと思います。