ハンター×ハンター ~それぞれの決意~ WSC 【ワンダースワン】
人気マンガ「ハンターハンター」が原作のゲーム。原作マンガが人気なだけに、ゲーム化への支持は強かったようですが、実際にゲーム化してみればキャラゲーです。まぁ、原作ファンにとっては良い出来なので、ファンにはオススメします。
木下恵介生誕100年 木下恵介アワー 「二人の世界」DVD-BOX<5枚組>
私もイイ歳になりましたが、まだ幼い頃に、なぜかこの『ふたりの世界』を熱心に観て、あおい輝彦さんの歌う主題歌を口ずさんでいました(カラオケでも裕次郎さんの『二人の世界』はあっても、こちらの番組主題歌はないようでした)。
脱サラして愛し合う二人が喫茶店を始めるというような内容だったと思いますが、正直、詳しいストーリーは余り覚えていないのですが、当時の美男美女の代表、竹脇無我さんと栗原小巻さんが出演、監督・木下恵介、脚本・山田太一、音楽・木下忠司という贅沢な布陣(当時のホームドラマの黄金スタッフ)ついでに言えば、ナレーションは矢島 明さんだったと思います。
これならば幼い子供ながらに熱心に観たに違いない。
再放送も記憶になく、VHSでも、もちろんDVDでも発売されていなかったので、二度と再び観る機会は無いのかなと半分あきらめていましたが、やっとDVD化されました。木下恵介監督の生誕100周年記念なんですね。
放映から45年くらい経ち、無我さんも故人となり、小巻さんもテレビ・映画では殆どお目にかかれなくなりました。歳月の流れを感じます。
木下惠介生誕100年 木下惠介・人間の歌シリーズ それぞれの秋 DVD-BOX
それまでのホームドラマはいわゆるコメディー調やほのぼの調が多かったがこのドラマは違った。主人公が痴漢行為をしたり、その妹が不良グループに入ったりと冒頭から波乱含みの展開だった。それらを知らない両親。主人公の兄貴は自分のことしか考えていない男。そういう家族のあいだで秘密が徐々に明らかになり家庭内に波風がたってきたとき、父親が突然病気に倒れる。その時家族は?といったドラマである。
放送当時は話題になり、非常にショッキングなドラマだった。私の今まで見たドラマの中でも一番印象に残るもののひとつだ。DVD化は遅きに失した感さえある。脚本は山田太一でその後の「岸辺のアルバム」はこの作品が元になっているのは明らかだ。
まず父親役の小林桂樹の圧倒的な演技が素晴らしい。演技を感じさせない演技力で自然にドラマの中に引き込まれてしまう。今これだけの俳優がいるだろうか?主人公の小倉一郎の飄々とした自然な演技も違和感を感じさせないうまさ。さすが、子役あがりの人である。若き日の林隆三も見られるし、浴槽のCMで話題になった高沢順子も好演。それらを見守る一番可哀想な母親役の久我美子も適役だ。火野正平、桃井かおりが出ていて若い姿が見られるのも今思うと儲けもの。
どこがショッキングなのかは買って見ていただきたい。本当にドラマが年齢に関係なく生活に寄り添っていた時代の名作だと思う。
直接関係ないがTBSのドラマは、他にも名作は多いしビデオとして残っているのだから、出して欲しい。同時期の田宮二郎主演の「知らない同士」は傑作なのでぜひとも。
岸辺のアルバム DVD-BOX
わたしのハードディスクにはTBSチャンネルの全話録画がはいっているのだが
それでも今回のパッケージソフト化には興奮をおさえられない。
買おうかどうしようか。
このさきレビューを書かれるかたにはぜひソフトパッケージの内容などについ
てくわしい紹介をお願いしたい。
このドラマを評判だけ知っていて観たことがないというかたにはたった一言だ
けのアドバイスを。
買うべき。
TBSにはやまほどの山田太一ドラマの傑作がある。
続々のパッケージ化をお願いする。