シムソンズ 通常版 [DVD]
解説の方のおかげか、すっかりにわかファンになってしまいました。
これは、青春カーリング映画。
舞台は北海道の田舎町。時は高校三年生の冬です。
4人の女の子が主用人物なんですが、個々にキャラがあって楽しめました。
展開としてはお約束に近いもの(笑)があるんですが、
4人がみんな一生懸命っぽくてよかったんです。
胸が熱くなっちゃった(単純!)。
3回ほど目頭があつくなってしまった(涙もろい)。
その中の一つ!
まあ、青春物に「一度の不仲」はつきものなんですが、
そのときのセリフがとっても良かったんですよ!
あんまり心に残っているので、前後含めてちょっとお願いします!
(何を「お願い」?)
軌道にのりかけたチームが、ちょっとしたケンカで空中分解してしまうんです。
チームの一人(A子)は親に内緒でカーリングしていた為、家に閉じ込められて受験勉強をすることになります。
A子はもともと受験思考だったので、頑張って勉強するんですね。
そこに、チームメイトの一人(B子)が家に訪ねてくるんです。
当然、親に帰されて会えません。
そこで、B子は外からA子の部屋に向かって呼びかけます。
B「カーリング、ほんとに辞めちゃうの?」
A「・・・」(部屋のカーテンを閉める)
B「私、変れたよ、誘ってくれたA子のお陰だよ」
A「・・・」(部屋の電気を消す)
ここが肝!
クラスでまったく目立たなかったB子が、カーリングをやめてしまいそうなA子に言うんですよ。
B「私を見つけてくれて、ありがとう」
A「・・・」(カーテンの側で唇を噛む)
(しばらくして、無言で立ち去るB子)
記載者「・・・」(観客席にてむせび泣き)
なんと素直な心でしょう!
わたくし大感動!
ほんと見習いたい!
いやあ、かくありたいですねぇいくつになっても。
「感謝の心」ってやつですよね、やっぱり。
というわけで、青春もの。
大当たりでした!