たまごのなかに いるのは だあれ? (科学シリーズ)
困ったなあ。もう、タイトルで説明は尽きています。
ペンギンからタコまで色んな生き物のたまごが描かれて、次のページで孵化した子どもとその生態の説明が描かれます。ただそれだけの絵本です。
でも、それだけですから、次々見ていると、生き物はこうして生まれてくるのだという、普段わざわざ考えもしないことが反芻されます。
ちょっと暖かな気持ちになれますよ。
招かれざる客 [DVD]
人種差別に取り組んだ古典的アメリカン・ヒューマニズムの秀作。スタンリー・クレイマー監督の最後の作品。もう40年近く前の作品で、ようやく黒人の公民権が確立したころ物語。ワーキングクラス出身の優秀な黒人医師とかたやサンフランシスコの新聞社社長の娘。自他共にリベラリストを任じながら、自分の娘の結婚相手が黒人となると躊躇する。この映画、理想主義的かもしれないが、脚本が素晴らしい。まるで舞台劇のようで、この結婚騒動をめぐる一日を見事に構成し、スピーディな展開で飽きさせない。期せずして、初対面の夕食に両方の両親と当人達、娘の父親の友人の司祭まで集まり、夕食前にさまざまな組み合わせでまるでディベート合戦。この個別の話し合いのシーンが面白い。日本人では、日本語ではこうはいかないでしょう。実生活でも夫婦のスペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーンが娘の両親を演じているが、キャサリーン・ヘップバーンの気品ある美しさと素晴らしい演技。主演女優賞受賞も頷ける。C・ヘップバーンは最初戸惑うが、娘を信じ、あっさり認める。夜遅くの飛行機でNYに行くという二人。時間がな
い。最後の決断は、娘の父親が下すが、夕食前のこのスピーチが素晴らしい。個人的には、キャサリン・ヘップバーンのフアンで、あの美しさと知性と品格に痺れる。とりわけ、何度かある夫のトレーシーを見つめる目、いまにも涙をこぼれんばかりに目をうるませる表情は、実生活でも素晴らしい妻であったということを知っているので、思わず見とれてしまった。あれほど妻から愛される男はどれくらいいるだろう。トレーシーはこの映画が遺作となり、ヘップバーンも先頃95歳でな亡くなった。オードリーと同様あんな女優はなかなか出てこないのではなかろうか。
とまれ、私はこの映画が好きです。
Second Guess (Bonus CD)
Papa RecordsからリリースされていたReel Peopleのアルバム「Second Guess」。
「Can't Stop」「The Light」「Butterflies」などのクラブヒットチューンを多数収録した
素晴らしいアルバムだったわけですが、それが今回、UKのトップレーベル、
Defectedから再リリースされる運びとなりました!!
気になる内容ですが、セカンド・ゲスに、最新曲「The Rain」と、新曲「In The Sun」、
カヴァー曲「You Used To Hold Me So Tight」を追加収録!!
そしてなんとこれも2枚組で、ボーナスディスクには、代表曲のスタジオ・ライブ・バージョンを収録。
The LightやButterfliesなどはよりライブに忠実なアレンジで、ファンにはたまらない内容です。
これは、既にPapa盤を持っている人も買い、なニュースですよ!
Greatest Hits
1970年代初頭、ハードロック全盛時代にあって実は日本で最も聴かれていたロックバンドはツェッペリンでもディープパープルでも無く、ゲスフーでした。
大橋巨泉のお気に入りなのか pops naw で毎週のように流していたのを記憶している人も多いと思います。
カナダのロックバンドなので米国では軽く扱われていましたが、米国で評価の高いあの The who の曲は日本ではほとんど流れませんでした。皮肉ですね。
残念ながら今はベストアルバムしか手に入らないので収録漏れの曲もかなりありますが、このアルバムが一番でしょう。特に後期のヒット曲「ウルフマンに拍手」が
入っているのでこのベストアルバムを推薦します。