ソーサリアン スーパー・アレンジ・バージョン
このCDにはソーサリアン基本シナリオの中から厳選された13曲がアレンジ収録されています。あの膨大な曲数の中から13曲だけしか選ばれなかったのが非常に残念です。(本CDには13曲収録ですが、続編CDに「村/天の神々たち」「竪琴/天の神々たち」「村/メデューサの首」「エンディングII」が収録されています)
オリジナル曲のハバを広げてくれるのがアレンジ曲。私はこのCDの中では「氷の洞窟」「呪われたクイーンマリー号」あたりがなかなかハマリものでした。聴いて飽きが来ないソーサリアンのBGM。スゴイのひとことです。
このCDには続編があります。スーパーアレンジバージョン2(追加シナリオVol.1他)、スーパーアレンジバージョン3(戦国&ピラミッド)、両方オススメですので、機会があったら聴いてみてください。それからパーフェクトコレクションシリーズには基本シナリオ全曲がまた違うアレンジとなって収録されています。こちらも魅力的な曲が満載です。
ALL ABOUT SORCERIAN―ソーサリアンのすべて
ベーマガ編集部は実に素晴らしい仕事をしてくれる。ソーサリアンは職業選択や魔法の作成などとにかく知らなければならない要素が沢山あり、おまけにゲーム自体もマップの繋がりが把握しづらかったりパズルの要素があったり高難易度なのでこれがあると本当に助かる。(^0^)
更に各シナリオのキャラのドット絵や全楽曲の楽譜付きと豪華仕様である。('▽`)
他の会社の攻略本もちょっとは見習って欲しいと思う。( '△`)
ソーサリアン 七星魔法の使徒 (限定版)
このゲームはとても残念な出来に仕上がったゲームです。
通常版のレビューで書かれている方もいますが、無理からポリゴンにされてしまっています。
当時はポリゴン化が流行っていたこともあり、良く言えば新しい試みにチャレンジした、
悪く言えば風潮に流されてしまった、ということでしょうか。
しかし残念ながらこのゲームの場合は後者に当てはまっています。
ただそれだけならまだしも、かなりやりづらさを感じました。
LRボタンでの画面の回転もただ煩わしく、いちいち面倒くさい。
剣での攻撃もボタン押しっぱなしで振り続けるのではなく、連打しないといけません。
あと街での移動も面倒くさい・・・。
ソーサリアンは家庭用ではMD版とPCE版でしかなかったため、このDC版の発売は本当に嬉しかったものです。
ただでさえMDやPCEより綺麗に描写できるのですからポリゴンにしなくても
グラフィックを緻密に描き込むとか出来たはず。
あとはシナリオを多く入れるとか、過去作品のシナリオを遊べるようにすれば
ソーサリアンファンや新規ユーザーは喜んだのではないでしょうか。
本来名作と名高いゲームだけに本当に残念でなりません。
とはいえ家庭用の最新作を出してくれたこと、
またサウンドトラックは評価に値できるところです。
もう一度、古き良きあのスタイルで最新作が発売されないでしょうか。
ただただ願っています。
ソーサリアン・オリジナル (スリムパッケージ版)
当時ははまりにはまりましたが、
いまプレイしてみると、ボス戦に緊迫感がないというか、
ヒットポイントさえあれば力押しなんですよね。
イースみたいにこのタイミングでないとダメージが入らない、
みたいなスタイルがよかったかも。
戦国ソーサリアンとピラミッドソーサリアンは
ボス戦が厳しかったのでリニューアルして欲しいのですが
全くその気配すら有りません。
プロジェクトEGGで売っているから作らない気なのかな?
なお、キーボードによっては、キーの押しっぱなしにより
フリーズすることがあるのでご注意。
ソーサリアン スーパー・アレンジ・バージョンIII
今までのソーサリアンとは違い、5本のシナリオを順を追ってクリアしていくというストーリー仕立てのゲーム展開。主要な人物がシナリオをまたいで現れたり、ゲームを進めていく中で不明だったことが明らかにされていったりと。この戦国ソーサリアン、ピラミッド・ソーサリアンのドラマチックな展開はプレイ後十数年経過しても鮮明に記憶が残っています。それほど名作ゲームでした。そのBGM集が本CD。冒頭に6曲ものアレンジ曲が収録。難波氏アレンジの戦国ソーサリアン、岡田氏アレンジのピラミッド・ソーサリアンどちらも必聴モノです!ソーサリアンの世界観が広がるような壮大かつ自由なアレンジが聴く者を飽きさせません。そして完全収録のオリジナルサントラ。戦国の12曲、ピラミッドの15曲。基本シナリオのBGMからするとソーサリアンらしからぬ曲調と言えなくもない曲たちなのですが、これまた新境地開拓という感じでシナリオに非常にマッチしていました。やはりソーサリアンはスゴイです。
和を意識した戦国ソーサリアンのBGMも非常に聴き応えがあるのですが、個人的にはストーリーも含めピラミッドのほうがお気に入りでした。マップ画面BGMは旅の始まりを陽気に後押ししてくれる心地いいものがあり、シナリオ内のBGMは各エリアの表情を時には動的にそして時には静的に巧みに表現してありました。そして迎えるエンディング。そのBGMは旅の終わりというよりもこれからも続いていくであろうソーサリアンのさすらう姿が浮かんでくるようなとても素晴らしい曲です。
どの曲も甲乙つけがたいです。興味を持たれた方は是非お聴きになってみてください!