RPGツクールDS 公式ガイドブック
総ページ数266、但し63ページ以降(全体の7割以上)はゲーム素材の写真集。
前半の48ページ目まではソフト付属のマニュアルに書いてありそうな内容。
49ページから62ページにメイキングガイドというのがあるけれども、これにしたってそんな大した内容でもない。
うしろの方にワークシートとかゲームを作るのに便利そうな感じのモノがあるけれど、インターネットが出来る人ならタダで手に入りそうなやつばかり。
この著者的にはこれが精一杯のノウハウという事だけれども同シリーズ旧作のガイドブックの方が充実しているので、ゲーム作りという事であればそちらをお奨め。
素材の写真集目的とするならコレを買って良いかも。
最後に。
2,000円は高い。
RPGツクールDS+
素材自体は前作の素材を削って増やした感じでした。
+なのに素材減らすとはこれ如何に。
その代わり、容量は前作の2倍近く、
保存しておける製作データも4つに。
更にWi-Fiでダウンロードした素材容量は別にされているので
素材をパンパンまでダウンロードしたらゲームを作れない!
なんて事には ならなくなりました。
まずマップは、街や村、お城等が削られ
近代風マップ、SF風マップ、戦国マップが主に。
(前作のように、通常、雪、荒地等は選べない)
特殊マップとして雪のあるマップ等もありますが
基本単体なので汎用性に欠ける。
更に建物が置けないので雪国等は作ることすら不可能。
ダンジョンは異空間、地下道、鉱山に氷マップが削除され
土、森、学校、ビル・病院、城内、廃校になりました。
モングラは3種の世界観に合わせて出してるせいか
異様に少なく感じます。
(これはWi-Fiで素材ダウンロードできるので
まだ良いんですが、Wi-Fi環境ない人には・・・)
前作の容量から考えると、素材を削るのは仕方ない事だとは
思うんですが、ここまでマップを削られると
容量があっても今度は作りづらい。
街・村は中世がないですし、
ダンジョンは森と洞窟しかないようなものですからね。
普通のRPG作るのにはあまり向かないです。
バグは多いですけど、前作の方がRPG作りには向いてました。
何せ+はサンプルゲームですらもRPGではないという・・・
しかし現代物やSF、戦国時代のゲームを作りたい人には
良いツールかもしれません。
新機能として表情差分(喜怒哀楽)が増え、
表現のバリエーションも増えてます。
やはり世界観毎にあるので素材は少なめですが・・・
後は廃校があるので、ホラーゲー作りにも良いかもです。
今回、タイトルイラストを表示できたり
アイコン等もイベントとして置けたり、アイコンを頭上に表示できたり
(代わりにアイテムイラスト表示がなくなりましたが。)
戦闘のテンポも前作より向上していて、ストレスフリーにと
色々良い所も多いだけに
中世素材が無いのが本当に残念です。
さて、前作はバグだらけでデバッグしたのか
疑いたくなるレベルだったのですが・・・
前作のバグは大方消えたとはいえ、
今作もバグがありました。
バグ1:
イベント戦闘中に消費アイテムを使用すると
戦闘終了後に、戦闘中に消費した数だけ更に消費。
バグ2:
イベントのページを変える条件の二つ目に
スイッチ257〜500番を入れようとすると
違うスイッチ番号になる。
バグ3:
主人公を ちびツクDSで作ったキャラ(カラー変更状態)にすると
セーブ画面に映るキャラはカラー1の状態になる。
バグ4:
バックステップを主人公以外にやらせると何故か上にしかいかない。
その他にもフリーズバグ等もある模様。
DS等のゲームはバグがあってもアップデートができないので
デバッグは本当にしっかりやって欲しいです。
できる事なら、前作も今作も今の商品を回収して
バグ修正版を送って欲しいです。
RPGツクール2000 VALUE!
このサイトを見てこのソフトの存在を知り、そしてすぐに購入しました。やけにこれだけ評価が高いので期待してましたが期待に答えてくれました!サンプルゲームとかだけでも普通に面白いです。これは間違いなく私がプレイしたツクールシリーズの中では最高です。やっと理想に巡り合えました、みなさんに感謝します。もっと早く出会いたかった究極のソフトです。このソフトと一生付き合っていきたいです。
RPG ツクール DS(通常版)
期待しすぎると、途中で投げ出したくなることは多々あります。
段階としては、
1、必要最低限の機能しか用意されていない(戦闘)仕様に幻滅
2、容量(特にDP!)のタイトさに辟易
3、バグ(もしくは説明がなさ過ぎで、バグとしか思えない仕様)に愕然
といった感じです。
・1について
「攻撃スキルに属性設定できない=キャラクター毎の差別化がし辛い」
「敵のステート変化耐性を調整できない=ボスと雑魚敵の差別化がし辛い」
という点が大きいですが、要するにキャラの差別化をどうするかという話なので、工夫次第でやりようはあります(この作業を楽しめるかどうかが、このゲームを楽しめるか否かの分岐点のような気がします)。
・2について
DPモードは素材の制約がかなり厳しく、RPGの「パーティーメンバーを入れ替えつつダンジョンを冒険する」という形式を再現しようとすると、「BGM・グラフィックを削り、かつ拠点一つにダンジョンのパターン一種」くらいに節約しないとまともなゲームになりません(むしろこの形式にこだわらず、「イベントの連鎖でアドベンチャーゲーム、もしくはゲームブック的なシナリオ展開を作る」のも一興です)。
またFULLモードでも、特にフィールドマップやイベントで容量が苦しくなりがちです。従って「FULLモードで短〜中編」と割り切り、テストプレイの高速戦闘モードを前提にすれば(通常プレイでは戦闘テンポが遅くフラストレーションが溜まりやすい)、そこそこ遊べるものはできます(まあ人によるでしょうが)。
どうしても長編を作りたい場合、「マップ・イベントを二つのデータに分割し、データベースのみ共有して、テストプレイのスイッチ操作を利用してゲームブック的にストーリーを連続させる」という方法も考えられます(かなり非常手段な気もしますが)。
・3について
wikiを見るなどして、予め確認してから購入するのが無難ですが、表に出ていない物も多い為、ある程度の覚悟は必要です(ちなみに私が最も焦ったのは「ぼうぎょ」の効果が2ターン持続すると知った時です。「超防御」と併用すると、実質的に無双ができてしまいます。多分仕様でしょう)。
過剰な期待をもって取り組むと、この様に心が折れそうになる事は多いですが、「アイディアを思いついた時に、すぐ開いて作れる手軽さ」は魅力的で、入門用としては遊びやすく、また「ゲームブックやアドベンチャーゲーム的節約思考を働かせば、ゲームとして成立しない訳ではない」ので、「人を選ぶのは間違いないが、遊べない訳ではない」という位の評価が無難かと思いました。
RPGツクール 公式ガイドブック
特別システムに詳しいわけでもないのに、ツクール5を最初にやったんです。
ツクール5があまりにも専門的というか、かなり自由度の高い内容だったので、理解するのに相当時間がかかったんですが、理解してしまったあとにこの6をやると、すごく内容が薄く感じました。
本の内容に関しても、つっこみどころがないのか、まぁ、りっぱな説明書という位置付けです。
5作目があまりにもすごかったので、残念だけど6作目にもこの本にも魅力は感じませんでした。