ファイナルファンタジーXIII-2 アルティマニアオメガ (SE-MOOK)
アルティマニアΩということで、ゲームをしていない人でもここのシーンではこういうやりとりがある、など
わかりやすく掲載されていた。
そして何よりもDLCの詳細。カジノ、コスチューム、DLCシナリオと、買うかどうか迷う内容のものもきちんと
詳細が書かれており、DLCは買いたくないけど中身は見たいという人も安心かと思う。
設定資料も好きな人ならば眺めていられるだけのボリュームもある。
13−2が好きな人にはおすすめできる内容だった。
ファイナルファンタジーXIII アルティマニアオメガ (SE-MOOK)
先にある通り、やりこみ記事はほぼ無し。本の内容に記述されている通り、シナリオを読み解くための記事と設定画像集、インタビューです。
アルティマニアでバトルやシナリオとは異なり、オメガという目的が明確でないため、前作らからの企画と異なっても、それは解釈の問題でしょと言われそうです。究極って、シナリオや設定に絞った究極でしょと。
絞ったその分、シナリオは良くわかりました。ゲームをしないで済むかも知れません。
設定画像集は充実していて、大判で欲しいかも知れません。
開発者や声優のインタビューは前作らより充実していて、内部の貴重な情報が得られて良いと思います。
本のレビューなのでFF13自体の事にはつっこみたくありませんが、ゲームとしてやりこむ要素が少ないためと、シナリオの明らかな説明不足が世間一般で指摘されているのを感じたため、今回の形になったと感じられます(感じるほかないようですが)。
シナリオ、資料画、インタビューに興味のある方はお勧めです。ゲームのやりこみに興味のある方には絶対お勧めできません。
ファイナルファンタジー零式
ストーリーに関してのレビューは皆さんが書いている通りなので割愛させていただきます。
個人的にはオフラインでやるとストーリーの出来と操作性、そして戦闘の爽快感はかなりのものなので楽しめました。
ただ、正直悪い観点がどうも目立ちます。
・メディアインストールしてのロード時間
正直長すぎます。1回の戦闘にもロード。町に入るときもロード。端末に触れる場合もロードと長すぎです。
これは改善できたのでは?と思います。メディアインストールも無駄に2Gの要領とってますし、そのインストール時間も約2時間かかります。
メディアインストールであれなので、インストールしてなかったときのことを考えると・・・。
・ストーリーの謎の時間縛り
正直いりません。1週目でサブイベントなどをコンプリートするには攻略wikiなどを見ないと無理ですし、他の皆様がいってるように2週目前提として話がすすんでいます。
1章〜3章くらいまでならわかるんですけど、全章通してこれは少し縛り勘が強いかなと感じました。
・仲間のAIの改善
完全に仲間のAIは弱すぎて、ただ突っ立ってる場合が多い。攻撃も時々しかしてくれません。
AIを構築するなら撃墜覚悟くらいでじゃんじゃん攻撃してくれるAIのほうがよかったです。
そして、最大の欠点が『アドパなどの動作環境をしてない』ということ。
このゲームにはサブイベントや依頼達成条件である『ホスト』をして一定の乱入回数をこなして達成するやり方と『乱入』して、一定のSPPをためるサブイベントや依頼があります。
大抵地方の方だとソロプレイの方が多いのでアドパなどの環境に行く方が多いと思いますが、通信エラーが頻発します。
そうするとサブイベントや依頼であるものが達成できません。コレはどうかと思いますね。
このやりこみの頂点といえるのがマルチですが、これではあまりにもお粗末すぎます。
私みたいにPS3の環境がNAT2で出来ない人もいれば、NAT2で出来る人もいるみたいですね。しかし、整備くらいして環境は整えて欲しかった。
公式サイトでの発表もあいまいなことで、整備もしないみたいです。
最近のスクエニのゲームはがっかりするものが多いですね。
ファイナルファンタジーXIII-2
色んな所で文句が出ているが、割と楽しめました。
今までのFFは、ほぼやってます。(wiiのクロニクルとかやってなす)
モンス育成も悪くなかったです。
しかし、あのEDだけはない。しかも続く続編かDLCで金取るっぽい。
完全版ではない不完全ソフトです。
そこ納得していれば、オフ率的には全然買えるレベルです。ビックタイトルだし
小説 On the Way to a Smile ファイナルファンタジーVII
ヴィセントの一人称「おれ」など、間違いが多々あります。
一部BC設定・キャラの登場、リーブの両親関連などは
7本編を基盤として見ると首を傾げてしまいます。
また「小説」としてではなく「シナリオブック」だと捉えて読む必要があるかも。
本格的な小説を求める方には合いません。
そしてもちろんFF7ACを知っていてかつ好きな方、受け入れられた方向けです。
以上色々と問題点はありますが、
今までのコンピレ作品の中で最も物語を楽しめました。
デンゼル編、ティファ編、バレット編、ナナキ編、
ユフィ編、神羅編、ライフストリーム編。
(デンゼル編、ティファ編はACプロローグと同じ内容ですが、表現の細かい変更があります)
FF7本編ED〜ACに至るまでが描かれていて、キャラの心情が伝わってきます。
どのキャラも悩みを抱えつつも前に進もうとしていて、わりと好感が持てました。
7本編後半のクラウドっぽさが感じられたり、
ルーファウスは大物然とした振る舞いの中に
父へのコンプレックスや焦りといった様々な感情を隠していることがわかったり、
ナナキは長寿の苦しみに向き合ったり。
ライフストリーム編は短いながらもセフィロス、エアリスの内面を知ることが出来ます。
全体を通して読むと星痕による被害の大きさ、また感染者が迫害される様が生々しいような。
星痕病やカダージュ達がどうやって生まれたかなども載っています。
また神羅編では、人々からの恨みに翻弄される神羅側が描写。
ACまでのキャラ達の様子や裏事情を補完したいという方にオススメです。
キャラ同士の軽い掛け合いも楽しめました。
上で挙げた問題点は残念ですが、それでも満足できた1冊です。
クラウド編やシド、ヴィンセント、ケット・シーを主役に据えた編も出して欲しいかな…。