バリ島人の性格―写真による分析
この本のタイトルを見たとき、即購入を決めました。そして、直感はまちがっていませんでした。
バリの真髄がつまっています。ここの小さな島の住人たちは、なんと日本の小さい島々のわれわれと、似ていそうで、違うのか。頭で考えるよりも感情に直接働きかけてくる、すばらしい連続写真のかずかずは、いつでも新しい驚きと発見をもたらします。
Ghetto Blasters
アルバムタイトルに違わず猥雑でパワフルです。
とは言え、決して粗野な作りでは無くむしろ緻密で、通して聴いても凭れません。
バルカンポップとして、ロマ音楽の進行形として、充分楽しめます。
スカっ!と、楽しませるために作られた・・・そんなアルバムでしょうか。
《バリ》バリのガムラン1
バリが世界的な観光地になる以前、つまり「観光ショー・商売気のあるバリ」に
なる前のバリを記録した1966年の録音です。このページの試聴を聞いても
わかるとおり全体にアナログ録音らしい音の輪郭のぼやけと音割れがあり
聞き苦しい箇所もあります。
しかしこれこそが名もなきバリ島庶民の為の本来のガムラン、本来のケチャ
なのです。彼ら自身の生活に根ざした本当の音楽文化の記録なのです。
自然と精霊の島・バリ。神秘・癒しなどといった甘っちょろいイメージを
払拭する、あらぶるバリ音楽をあなたも是非。