Discovery
2001年作。松本零二とのコラボレーションでも話題となった作品。
CMにも使われ、街中でも頻繁にかかっていたTr.1(ハウスではおそらく21世紀最初のクラシック!)は、聴いたことがある方も多いと思います。
全面的にヴォコーダーが導入されていて、そちらに耳が行きがちですが、歌メロ(元ネタの替え歌みたい・笑)は結構しっかり作ってあって、ハウスにありがちなワンフレーズのお飾り程度ではなく、ちゃんと歌になっています。しかし、リズムは数小節を延々とループさせていて(というか、ループを強調しているようにも思える)現代的なハウスになっています(なぜかデトロイトテクノ風な曲もあります)。結果、1970〜80年代ディスコ/エレクトロと21世紀のハウスが見事に組み合わさっており、メジャーシーンでは80年代リバイバル最初の成功作といえると思います。Hip Hopから日本のアイドルにまで影響を与えています。
本作リリース後、あの9・11が起きたわけですが、その状況と本作を重ねると、当時は、新世紀になったのに世紀末感が漂うというか、将来を絶望してヤケクソのあまりパーティー(笑)、のような刹那感・退廃感があり、楽しく聴けなかった思い出があります。orz
ダフト・パンク エレクトロマ [DVD]
私的・DAFT PUNK最高傑作(星100個!)です!
台詞無しのSFアニメ作品『インターステラ〜』、「悲劇」を映像化した『アレックス』(トーマが音楽を担当)、そして最高な3rdアルバムの悲惨なミュージックビデオ「テクノロジック」「プライムタイム〜」のまさに続編と言える映像作品!
これこそ真の破壊行為!ギターを壊したり、自殺したりして伝説になるミュージシャンは多々いますが、この74分間の映像と音楽はこれから一生僕を悩ませ、狂わするでしょう!
前編に渡る静寂(サウンドオブサイレンス)、時折その静寂を破る極上の挿入歌、胸を引き裂かれるようなラストシーンの衝撃!胸に残る深い爪痕!一生忘れません!
あと、生でDAFTのライブが観たい!
DIRECTORS LABEL ミシェル・ゴンドリー BEST SELECTION [DVD]
こんなに待ち望んでいたことってあるでしょうか!!
ビョークやケミカルブラザーズ、ダフトパンクのミュージック・クリップを手掛けたといえば音楽好きにはすぐにピンと来ると思いますが、ビデオの3分間に作家性を持ち込んで、PVをアートの表現の一つとして確立させたミシェル・ゴンドリー。
あの独特のファンタジーな世界観は魅了せずにはいられません。
これら代表的なPVの他、CM作品やショートフィルム、貴重な監督のインタビューも入っています。
またミシェル・ゴンドリーの他、スパイク・ジョーンズ、クリス・カニングハムの作品集も必見です。
Discovery
聞いてるとしらずしらずのうちに体が勝手にリズムと取り始めてるような曲ばかりです。
1曲目は絶対に聞いたことがあると思います。
聞き始めの時、1曲目がノリがよすぎるので他の曲が物足りないように感じましたが、
聞いてるうちにすごい聞き入ってしまいます。
和訳された歌詞も入ってるのですが、歌詞も切なくいいです。
デジタルな感じですが、全然嫌な感じはせず、子守唄にもできそうな位耳に馴染みます。パッケージが少々マニアック?とも思う方もいるかもしれませんが、中身は普通のCDケースが入っていて、かっこいいです。
歌詞なしのサウンドも結構入ってるので、バックミュージックとして流しておくのもいいと思いますよ。(もともとディスコソングらしいですし)