iPad 16GB Wi-Fiモデル MB292J/A
直感的、簡単、電子書籍が読める等、いろいろ話題の製品ですが、
それだけに、用途を決めて購入しないとすぐに飽きてしまう、返って
難しい製品です。まず、今の段階ではノートPCの代わりにはなりま
せんし、Flashにも非対応なのでWEB観覧もかなり制約を受けます。
電子書籍にしても、日本語版はまったく整備されておらず、アプリ
形式の書籍が少数あるぐらいで、この点については市場の活性と
淘汰を繰り返して、後数年は必要かと思います。日本語の電子書籍
を期待して購入する方は、まだ止めておいた方が無難です。ただ、
洋書を読みたい方は、AmazonのKindleアプリから直接購入できるので
洋書を読みたいけど、値段がなぁという方には向いていると思います。
(しかし、それだけが目的ならKindleを買った方が、金額的にも持ち運び
にも実用的ですが…)
ただ、予想以上に重いので通勤中に使うのは現実的ではないと感じました。
総合的に見ると、まだ待ちの製品だと思います。これから毎年新製品も
出るでしょうし、焦って購入する必要はないと感じました。
チャンスの順番(劇場盤)
個人的には、AKB48の曲では今一番好きな曲です。これを聴くと、何と云うか彼女達の明るさから元気をもらうことができます。(単純ですが、歌詞もまた良し。)受験生必聴アイテムかも知れません。
チャンス 30周年記念版 [Blu-ray]
79年の映画でピーター・セラーズの遺作。コメディアンは芝居が上手いという定説の見本と言ってよく、本作での彼の演技はシリアスで奥深いのだが、周囲とちょっとずれているので、そこはかとなくおかしい。このずれこそ彼が到達した境地の高みでしか表現できないものであり、本作が彼の早すぎる遺作になってしまったのが惜しい。
常にイノセントな存在であり続ける庭師が周囲にどんどん大物だと誤解されてゆく様子が、キャッチーなフレーズがたちまち人気を集めるワシントンの政界・経済界を鋭く風刺している。
そして、イノセンスは神に通じることを示唆する名場面が忘れられない。無力な、小さな神となって、ピーター・セラーズはこの物語から抜け出し、また我々に別れを告げる。
この場面は彼がワシントンの議会に向かって交通量の多い車線の中央分離帯を歩く場面と呼応しているが、そこで聴けるデオダートの「ツァラトゥストラはかく語りき」が懐かしく、また本作の哲学的背景を物語っている。
セカンド・チャンス [VHS]
人間の横暴な振る舞いを嘆く神様は、再び大洪水を起こして世界を一掃しようとする。。必死で止める天使達に、神様は「人間が他人のために自分を犠牲にするほどの綺麗な心の持ち主であれば考え直す」と天使達に言い渡す。彼らが目をつけたのは、変わった発明ばかりしているザック。発明のために多額の借金を背負った彼は銀行強盗をするが、窓口にいた銀行員のデビーが彼に渡すはずの大金を横領してしまう。偶然、事故で2人は一緒に死んでしまうのだが、天使達のはからいで彼らは生き返り、神様や天使達にテストされることに。・・・
『グリース』で共演したジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン・ジョンのコンビによる作品です。まだ若い2人はたしかに素敵だけれど、あまり2人の良さが活かされた??品ではないように感じます。『素晴らしき哉、人生!』や『普通じゃない』など、神様や天使が人間の人生に関わってくる作品は他にもあるけど、この作品は個人的には面白くありませんでした。強いていうなら人生を映像に見立てた早送りや巻き戻し、停止などが斬新だったけど、意味なく繰り返されるとかえって退屈。オリビア・ニュートン・ジョンが歌う挿入歌は、良かったです。