最後の弁護人 DVD-BOX
よくある弁護士が主人公のドラマは民事裁判をベースとした所謂「弱きを護り、悪しきを挫く」「勧善懲悪」というスタイルのドラマが非常に多いのだが、この作品は珍しく刑事裁判をベースとしたドラマであるため、必ずしもそうとは限らないストーリーが展開されるところが見所。
特に、最終回で阿部寛演ずる主人公が過去に弁護を担当したある事件が明らかなるのだが、この主人公の取った行動には賛否両論あるだろうと思う。
私も主人公の行動は感情的には共感できないが、理性的に考えれば間違いなく正しい行動であったと思う。
特に、殺人事件などの凶悪事件=死刑でいいと思っている馬鹿者や裁判不要論を唱える大馬鹿者には最終回だけでも良いから見て欲しい一作。
推理小説 (河出文庫)
ドラマ「アンフェア」の原作となった作品です。
調べるまでわからなかったのですが作者は男性でした。
「ハタタケヒコ」と読むらしいのですが名前だけ普通に
読むと女性のような名前ですよね。
小説家・劇作家・演出家・作詞家という肩書きを持つ人でした。
チェケラッチョという映画になった最近の作品の原作も
この人によるものらしいです。
意外と斬新な切り口を持つ小説の部類に
入るような印象を受けました。
その為かちょっと読んでる側が困惑する
箇所も数箇所ありました・・・。
「推理小説におけるリアリティとは何か」
をしきりに文章に出てきます。
ただ、この小説は「これは何を表してるんだろう」
とか気になるところが多く先が気になる展開が多く
なかなか楽しく読めました。主人公の女刑事のキャラ
も際立っていて良かったですね。
(リアリティーがあるかと言ったらまた微妙なとこですが)
今まで推理小説をたくさん読んできた人が読むと
「ちょっと面白い内容に出会えるかも!?」
というような作品です。
弁護側の証人 (集英社文庫)
ヌードダンサーだった漣子は八島産業の御曹司杉彦に見初められ、彼と結婚した。
だが、幸せな日は長く続かなかった。杉彦の父龍之助が何者かに殺害された。
いったい誰が龍之助を殺したのか?そして「弁護側の証人」とはいったい誰なのか?
1963年発行の作品。
今でこそこういうトリックの手法はあるが、40年以上前なら斬新だったのでは
ないだろうか。「読み進める中ではたして作者の仕掛けたトリックに気づくか否か?」
ただこのことだけが、この作品の評価を左右するといっても過言ではないと思う。
描写がていねいで構成も緻密に計算されているが、個人的にはこういうふうに読み手を
だますやり方は、ミステリー本来の面白さではない感じがしてあまり好きではない。
「だまされれば面白い。だまされなければつまらない。」さて、あなたはどちらですか?
嘘のない歌
アーティストの純粋な人柄がにじんでいるような、いい感じの曲です。夢を追う力強い心を歌っていて、聞いていて気持ちがいい。ハーモニーもきれいで、荘厳な雰囲気すら漂っています。
歌詞の内容的に、きれいにまとめすぎかな? って気もするんですけど(もっとハングリーな感じを出してもいいのでは……みたいな)、それを補って余りある魅力があるので、まあ許す(何様だろう。すみません)。
Baby don’t cry(CCCD)
見るたび、大人っぽくなってゆくhiroが
今日ニューシングルをリリースしました。
このBaby don’t cryは水曜10時の「最後の弁護人」の主題歌になっており、
歌詞からもうかがえるとおり、
一途な女の子の切ない気持ちがジーンと伝わってきます。
ジャケットも春らしさが満天で、
また一つ成長したhiroを確認できると思います。