MAGNUM COLLECTION 1999”Dear”
デビュー当時のシングルから、
アルバム「SING A SONG」の名曲までが
詰まっている2枚組みのアルバムです。
最初の楽曲は、サビに力を入れている感じがしますが、
新しい曲になればなるほど、
曲全体でアピールしている感覚が味わえます。
バラード中心で、親しみやすい雰囲気が味わえる2枚組みです。
お勧めします。
サディスティック・ミカ・バンド(初回限定版 スペシャルエディション) [DVD]
なんじゃこりゃ?Liveのオープニングは見せない、大半の曲はぶったぎり。
確かにインタビュー自体はおもしろいんだけど、こんな構成では肝心のインタビューも落ち着いて聞けない。Total72分だけどもっと長くしてでもLiveをちゃんと見せて欲しかった。
同種の映画でゴールデン・カップスの「ワン・モア・タイム」があるが、あっちの方が全然上!!!つくりは丁寧だし、Liveはちゃんと見せてくれてるし。
本編がこんなのなら、特典にLive完全版を入れないと意味ないと思うが・・・。
Live完全版のDVDを出して下さい!(昔の掘り出し映像がついてきたら、なおよし)
あ〜、このままじゃ、蛇の生殺し状態です。
fukuyama masaharu MAGNUM COLLECTION “SLOW”
確か、過去に出た福山のギター譜に、Good Nightは今でもうまく歌えない楽曲の1つです。と書いてあったと記憶しています。再録されている曲は、過去の曲と最近の曲、歌うことが難しそうな曲と歌いやすそうな曲。若かった福山はうまく歌えず首をかしげながら歌っていたのかな?と思うところがあります。(当時は当時でよかったのですが)僕としては、歌い手として成長した声で過去の曲を聴かせてくれることを嬉しく思います。アルバムを出すまでのつなぎ感は否めませんが、とにかく新録ありの名曲揃いです。レンタルではなく購入する価値のあるベストだと思います。
TRUST ME - Deluxe Edition
これは嬉しい再発です。
当時すでに超売れっ子ギタリストだった佐橋さんが、
西海岸のそうそうたるメンバーと作った1994年のソロアルバム。
もちろん最高にカッコイイギタープレイが盛りだくさん。
でもあくまでも主役はギターではなく、
シンガーソングライターとしての佐橋さんの魅力の詰まった大傑作です。
今でもちっとも古くなっていないのは、流行に左右されない高い音楽性と、
これこそ「ポップスの魔法」と言える良いメロディー、
そして普遍性のある「歌心」があるからでしょう。
例えば「僕とロージーとみんな」の甘酸っぱさはどうでしょうか。
聴いた誰もが「光の中で幸せだった」少年時代を思い出し、
感傷に包まれる事でしょう。
また「トゥルー・ラブ」(佐橋さんアレンジの某有名ヒット曲とは別の曲です)は、
佐橋さんの曲の中でも最も美しいメロディーの、とても深みのあるラブソングです。
「なぜ愛が僕らを嘆かせるの?」と、
誰もが青春期に問いかけたフレーズに泣かされ、
最後のヴァースの暖かさには聴くたび胸を打たれます。
コーラスもいいし、ギターソロもすぐ終わっちゃうけど完璧!
ちょっとジェームス・テイラー風の、開放感のある「ユア・デイズ」も大名曲!
マーケティング戦略的な人生応援歌が巷に氾濫していますが、
親友に「ドンマイ!」と言われているようなこの曲には、
作り物でないやさしさが感じられます。
シンプルなのに深くて、
寓話のようなのにリアルな説得力のある、不思議な曲で、
私はこれを聴くと会社を辞めたくなってしまいます。
さてボーナストラックですが、
「トゥルー・ラブ」のちょっと爪弾いてみましたって感じの短いインスト、
「タイム・パッシズ・オン」のカラオケの2曲。
やや期待はずれじゃんと思いきや、
CDエクストラにジョン・ホールとのレコーディング風景の映像が!
山下達郎氏との制作裏話対談も興味深く、買いなおしてよかった。
非常に残念でならないのは、
これほど素敵な「シンガーソングライター」のアルバムが、
これたった一枚しかない事です。
f
福山さんをなおいっそう好きになってしまう1枚です。桜坂・Gang★・HEY!などもいいのですが、4曲目に入っている「蜜柑色の夏休み」は、夏にぴったりな1曲です。ほのぼのとしてて、歌の情景が思わず頭に浮かんでしまいます。歌詞の中の「♪おばあちゃんの暖かい笑顔♪」っていうフレーズもとてもいいです。ぜひ1回聞いてみてください。