俺たちのフォーク! ~フォーエバー~
フォーク・ソング・ブームは私の記憶では、世の中の騒乱とともに生まれ育ったように感じています。丁度1970年の安保前後でした。前年の69年に東大の安田講堂が全学連によって封鎖され、海の向こうのベトナムではアメリカが泥沼の闘いを繰り広げていました。学生の反戦活動が世界的な潮流となっていた頃です。
一方日本経済は70年の万博を目前に控え空前の好景気を得ていた時代です。
フォークが若者の歌となった時代背景として、騒乱というのが一つのキーワードになりそうです。連帯という言葉も大切にしなくてはいけません。音楽を聴く側の態度もそうでしたから、まして歌い手は自分の立つ位置を明確にする必要があったわけです。
思想信条において、自分の考えがなければ他から糾弾される時代でありました。歌も同様です。
それゆえ、フォークというのは必ず明確なメッセージが伴ったわけです。
歌謡曲は作詞家がいて作曲家がいましたが、フォークは基本的に自分達が作詞作曲したものを歌っている形態でした。ショービジネスの世界とは別のアングラでマイナーな会場が主な活動の場でした。フォーク・ソングの伝播は、口コミであり、ミニコミであり、深夜放送でした。
それらを俯瞰して眺めた時に、この2枚組のCDに収録された曲が「フォーク」のメインストリームかどうかは判断に迷うところです。1枚目は問題ありませんし、2枚目のいくつかの曲も大切だと判断しています。
つまりもう少しコンセプトを明確にして厳選した選曲なら、万人が納得するようなアルバムになったと思いますし、少し惜しい気がしました。
もっとも珍しい曲が収録されていますので、この企画の独自性も評価しなくてはいけませんが。
心理学―心のはたらきを知る (コンパクト新心理学ライブラリ)
心理学的現象について、平易な文章で分かりやすく、図や表を用いながら書かれてあるので、学生にはもってこいの本である。心理学を初めて学ぶ人にはぜひ読んでもらいたい1冊である。
帰って来ないんですか(紙ジャケット仕様)
まるでギター伴奏一本だけのフォークソングのような渋いタイトルがついていますが、
少しロック寄りの典型的な70年代ソフトロック曲集です。
おすすめは
北鎌倉 パート2
結婚しておくれ
帰ってこないんですか
過ぎ去りし日々
週刊添い寝CDvol.08涼 初回生産分
働く女性の方々にオススメです。岡本さんの甘くて優しい声が五臓六腑に染み渡ります(笑)個人的に翌朝のシチュエーションが大好きで、朝その部分を聴いて「よし!今日も頑張るぞー!」と気合いを入れて仕事に迎えます(^^)岡本さん、ありがとうございます(笑)癒されたい方、是非聴いてみて下さい。