絶園のテンペスト(5) (ガンガンコミックス)
いよいよ絶園の魔法使いも登場しここから物語は加速するのか!っと期待してたのに関わらずフタを開ければ大半はラブコメ気味…しかも葉風と吉野が各地を巡ってる理由が正直よく分からないので葉風ホントに吉野といたいだけじゃね?と言う疑問を抱かせる巻でした。汗
前巻のラストはあんなに緊張感あったのに…恋愛要素が絡むと途端にダメになるッての典型ですね、正直物語の雰囲気に全然合ってないです
絶園のテンペスト 1 (ガンガンコミックス)
ああ、なんと呪われた因果か、それを直すために生れついたとは!」
この作品の第一話冒頭に書いてある、シェイクスピア作「ハムレット」からの引用のセリフ。
俺はそこまで小難しくはなく感じました。
デスノートに比べたら…ねぇ。
絵は小畑健さんみたいな、てかよく似た方向性。
コマわりが小畑さんに比べシンプルな上、文字数も普通なため読みやすい。
ただ、アクションが好きな方にはやや辛いかも。
"迫力"や"力と力"みたいなのではなく、"駆け引き"や"機転"を中心に動くため、純粋なアクションはほぼありません。
しかし、謎の豊富さと魅力、たまに出るシェイクスピアの劇からの引用などは、小説のような感覚。
キャラのセリフも小説っぽい言い回しで、完全な漫画人には「は?」と感じるかもしれません。
俺は、この作品はハガレンのなくなったガンガンにおいて、ソウルイーターと並んで看板漫画になると思います。