Mの悲劇
痴漢から女を救ったはずだったのに!……小心者の男が、救ったはずの女にとことんストーカーされて、人生を破滅させられそうになっていき……あとは、言えません!読んでみてください!私はホントに一気に読んじゃいました。
やめられない、とまらない……不運のジェットコースターノベルっていうんでしょうか。人の足を踏んだことは忘れても、踏まれた人間はずっとそれを忘れない……本書にあるそんな言葉に象徴されるような運命のリンクが、面白かった(なんのこっちゃ?でもネタバレになるから言えないんですよ)。何気ない一言や約束事を、みんな注意して守ろうね。ノベライズ本って、元のドラマとも、いわゆる小説ともちょこっと違う不思議な勢いと面白さがありますね。
TBS系日曜劇場「Mの悲劇」オリジナル・サウンドトラックアルバム
Mの悲劇を視聴なさっていた方ならわかる美しくてかつ奇妙な曲調のサントラです。
ドラマの先の読めない展開に共鳴するかのように流れる音楽に惹かれました。
なかでも「The tragedy of M」と「Misa」はドラマと御視聴されていない方にもオススメします。
Mの悲劇 DVD-BOX
当時リアルタイムで見ました。衝撃と感動と色々な意味でインパクトのある作品でした。1話から最終話まで一気に見ましたが、改めて見ると、自分の生き方を見直すきっかけにもなれました。自分の行動・言動、こういった事から、知らず知らず他人を不幸にしてしまう。まさしくその象徴を示すと言わんばかりなドラマでした。キャスト陣も演技も文句なしです。主役の稲垣&長谷川、そして岡本綾・成宮・佐々木といった豪華キャストなので色々見所ありました。放送=2005年1月〜3月。☆=5です。