幻想水滸伝II(1)
幻想水滸伝はストーリーもさることながら音楽も毎回話題になります。私ももちろんファンなのですが、IIの音楽・・・特にオープニングの「回想」が非常に泣けるほど好き。というわけでIIの(1)だけを買いました。
ピアノの楽譜も探したけれど見つからず途方にくれていたら、なんとこのライナーノーツの最後のページに「回想」の楽譜が!!!諦めていただけにうれしかった!!!
このディスクのなかの曲で、朝の某ワイドショー番組でもよく使用されるものもありますね。
ただ私は音源はやっぱりアコースティックに限る派なのでこのCDをずっと聞いてると疲れてしまうという点で星をひとつ落としました。
でも曲は最高にすばらしい。
幻想水滸伝III
トリニティ・サイト・システムの導入は、幻想水滸伝にとって、革命的だったとおもいます。幻想水滸伝の再大の魅力は「敵のみが悪ではない」という、製作者の思いが、はっきりと伝わることだと思う。戦争に正義や悪はないし、必死に戦っていても、過ちを犯す。
「被害者」「加害者」「傍観者」という三つの視点。そして「かぎを握るもの」の存在が入り混じり、壮大なドラマをつむぎあげています。ヒューゴも、クリスも、ゲドも、視点を変えれば、正義にもなり、悪にもなる。
これは、「わたしが正義」などと言っている国の人にぜひやらせたいゲームですね。
目を背けたくなることもあるし、後味だって悪い。でも、このゲームが「戦争」というものを大きなテーマにしている以上、それは仕方の無いことだと思う。
特にわたしが感動したのは、108星をすべてそろえたエンディングだ。
衝撃的だったが、あれは、ハッピーエンドなのだと、わたしは思う。
しかし、前半の勢いに比べ、後半がひどく萎えてしまった感じがする。後半は、かなり動きの自由がきかないし、話も相当強引だ。ヒューゴが炎の英雄にならなかったシナリオでは、すでに、ヒューゴの存在価値を疑うほど、彼の扱いはひどい物になる。
演劇や風呂など楽しいイベントはあった。しかし、やはり時間がない。
改良の余地あり、といわざるを得ない。
いろいろと複雑な後味の残る作品だが、深く考える意味のある秀作だと思う。あまり、前作、前々作と比較しないほうがいい。3年という年月でも、人の運命は変るのに、ましてや15年も経てば、世界そのものが変ってしまう。
ただ、本当に、これは、文句なしで残念だと思える事は、あの、独創的な音楽が、あまりにも少なかったことだ。「幻想水滸伝のテーマ」が流れなかったのも悲しい。制作者の意図は、何となくわかるのだが、この作品の中で、音楽の占める部分は大変大きい。それだけは、本当に、残念だった。
幻想水滸伝III(初回生産限定版)
このゲームはとにかくRPGとして最高です。なんといってもエンカウンント率が低くてレベル上げも特に必要ない、そして続きが気になってしまうという魅惑的なストーリーのためストレスもたまらずさくさく進んでしまいます。その上風呂イベントや劇場など斬新なやりこみ要素も一杯です。でもこのシリーズはセーブ時に読み込み時間が長いのでそれが残念~。でもでもそんな欠点も忘れてしまうほどの魅力的な108人+αのキャラはいるし(幻水シリーズは動物キャラがいい味出してます)、OPは素敵だし満点です!
幻想水滸伝IIIオリジナルサウンドトラック
毎度、発売されるたびにどのアルバムもはずれがないなぁと思います。
今回の「III」の音楽集は発売がとても待ち遠しいほどでした。
なんといっても、オープニングのあのメロディ。
壮大で、もの悲しくて、なぜか心にしみいる響き。
ゲームを通して聞くのも良いのですが、やはりサウンドとして、BGMとしても聴きたい曲です。
とにかく膨大な曲数。
プリントづくりのBGMによくききますが、仕事がはかどります。(笑)
幻想水滸伝III 公式ガイド 完全攻略編 (KONAMI OFFICIAL GUIDE公式ガイドシリーズ)
幻想水滸伝IIIを購入する時,併せて購入しました。
IIの公式ガイドと同程度かなと思ったら,あまりの厚さに驚きました。
お馴染みの攻略ページ,マップ編,新たに一騎打ちのセリフ,スキル等々新たに加わったものも有り,これが無かったら早めのクリアは難しかったかなと思います。
I・IIをプレイされた方には涙ものの『幻想水滸伝の世界』もありますので,購入をおすすめします。