ばらばら(CD付)
写真家は自分の撮りたいものを撮り
歌い手は自分の歌いたい言葉を歌う。
何か文字通り「ばらばら」だなと思って
ちょっとおかしくなってしまう。
でも音楽を耳にしながら写真を眺めていると
どちらか片方だけでは得られないような
感情が芽生える。
お互い違う方を向いていたのに
不思議なもんだなあ。
これを絆と呼ぶんだろうか。
写真と歌、そのどちらもとても優しい。
そこが共通するところかなって思う。
シャンパーニュの二十四節気
季節に合うシャンパーニュをテーマに、旅行・食事・恋愛話しなどを織り込みつつ、
実に穏やかな、シャンパーニュの泡の様に沸き立つ
優しさに溢れた表現で、まるで友人と語らっているかの様な
気分にさせてくれる文章で綴ってある。
なにより、読後感が爽やかでたまらない。
特に男性の方には、女性をエスコートする前に一読をオススメしたい。
専門書の様な堅苦しさは無く、短編構成になって居るので気軽に読めるし知識もつく。
シャンパーニュに興味が有り、季節を「素敵」に愉しみたい方に是非の一冊!
続編も期待したい。