恋愛ゲームセレクション NEVER7
Ever17の前作である。自分はEver17をプレイしてしまった。判決をくだす!もォォ〜やってみるしかねぇ〜だろう。ゴクリだよん。普通。これって、一番始めに出た時は何年前なんでしょう。
絵柄がちょい時代を感じさせます。・・・自分は気になりませんが。
5人ヒロインがいます。4人までのクリアでレビューです。44個エンドがあるみたいです。お、多い。・・・Ever17のような緻密なストーリー、と、いうわけではない。
けれども、素直に一つ一つ、感動できます。・・・「素直」にですよ。素直な気持ちで。
優夏 まあ、いるんじゃない、こういう大学生
遥 ストライク 無口無表情(なイメージ)正に某使徒迎撃汎用人型決戦兵器の・・・。
沙紀 お嬢様、女王様。
くるみ 妹系
いずみ 優しいお姉さんタイプ・・・
Ever17やった人へ。ちなみに、くるみ、いずみの苗字は守野。モリノです。セリフとか、つぐみ、漢字で書くと・・・。その順番を逆にすると。みたいな感じで、端々にまさしく前作だ!と思えるところがあり・・・ちょっと、それが楽しかったりもします。
Ever17は、万人に、やってみて!と勧めたくなるような感じでしたが、こちらは、そういう感じではないですが・・・。特にEver17をプレイした人には、ちょいと覗いて見るがいいィィ〜っ!と。(値段も手ごろだし)
これから、最後の「いずみ編」なので、そこが衝撃なら、もっと凄いんだよォォ!ってなるかもしれないですが・・・。・・・なりました。やはり、最終シナリオでした。過去のレビューを変えることに決定しました。何を言っているのか解らないと思いますが、ありのまま話すと、やっぱ、凄いですよ、これ。まさしく正当なる前作です。
ストライク。そう。遥編はお気に入り、てか、遥は、うん。ストライク。いや、こっちの話ですが・・。震えるぞハート!単体なら空編が好きだったりもした自分は、現実味がない程ヒートかぁっ!!
Never7 -the end of infinity-(通常版)
Ever17をプレイして、どこか哲学的なものを感じさせるその世界観に魅かれ、
シリーズに興味を持ったのがきっかけでプレイしてみました。
伏線回収の爽快感はやはりEver17の方が勝ると感じましたが、
それぞれのルートのシナリオは、全体的にこちらの方が好きでした。
序盤から次々と沸き起こる疑問が、各ルートを進めていくごとに
少しずつ解消されていくので、先が気になり中だるみ感もそれほど感じずにプレイできました。
セーブ箇所の多さやスキップ、クィックセーブ・ロード機能等、システム面も抜群です。
全てのルートをクリアしても、解消されない疑問がいくつか残ったのが少し気になりましたが、
細かい所ではEver17でもそれはありましたし、自分の中で考察したり、考察サイトを見たりして補完するのも
このシリーズの楽しみ方なのかな、とも思いました。
条件を満たすとオマケで追加シナリオがプレイできます。
ほとんどがユーザーから公募したもののようですが、
中には面白いと思えるものもありましたが、正直ここまで本数なくても・・・(30本以上!)
という気もしました。。。
元々はだいぶ前の作品なので立ち絵等が少し古いと感じたり、あるルートだけ同じ人が書いたとは思えないような
「???」なクォリティのシナリオだったり(これは追加シナリオの方に入れたら良かったかも?)、
ちょっと残念な部分もありましたが、
終盤で出てくる量子論?だったり、小難しいけど興味深い話など、独特の世界観は期待通り満喫できました。
どうしてもEver17と比較されたり、その陰に埋もれてしまっている感がありますが、
もっと日の目を見て良い作品だと思います。
Ray Of Hope (初回限定盤)
計画停電で、電圧が下がり、いつ、機材が落ちるかと闘いながら、アルチザン山下達郎がレコーディングをして、このタイミングでのリリース。震災がなければ、もっと、負の感情の曲も入っていたはず。
POPミュージックは、甘くて、幸せで、前向きになれてが重要。とくに、人々は痛み、政治家は堕落し、利権に溺れた鬼畜が跋扈する今、作り手の良心がビンビン伝わってくるのが、このアルバムだ。
飄々とし、さらっと都会の曲を作って来た山下達郎だが、ここぞの時のこの覚悟。POPミュージックには、人々を励ます使命がある。それこそが存在する理由。
前作から長きの時を経たこのアルバムには、珠玉のPOPミュージック。ドラマ新参者の主題歌がいい。このアルバムは、音楽が、どういう力を大衆に与えられうるかを、証明しようとしている。
わたしを離さないで [Blu-ray]
僕はメディアを問わず原作と映画は別物だと思っている。なおかつ映画化する事自体にも異存はないどころか、映画化するなら原作に勝つつもりでやるべきだと考えている。
小説は既に読み、そのリアリティと美しさと哀しさにノックアウトされた記憶は鮮明だ。そして何よりもカズオ・イシグロ氏の文章力とストーリー・テリングの巧さでめっぽうおもしろい。〜僕は他のレビューにも記載しているが、純文学であるからこそ面白さは必須だという信念をもっている。原作が映画化されると聞いた時、「映像化するのは相当難しいのでは?」と素朴に思った記憶がある。
まず、本作だが最初の20分は何の話なのかわからない。僕は原作を読んでいるため予備知識の解釈でそこを埋めてしまえるが、原作を読まずに映画だけ観た人は、何の話なのかよくわからないのではないか?そこは原作を映画化するための最大のネックになったところだろう。そしてストーリー・テリングがゆるく、残念ながらいわゆる「面白い映画」には仕上がっていない。
だが、それを補う美点がある事だ。
本作の背景となる美しく荒涼とした風景描写に人生の美しさと儚さをあざとさから遠く、しかし象徴的に表現している。そこは昨今の映画にはなかなか見いだせない成功点であり、この作品を端正でリアリティあるものに仕上げている。そして、原作とも通じるのだが、ラストのある種の救いが閉ざされた時の絶望感は筆舌に尽くせない。それらの素晴らしさはストーリー・テリングの弱さを補って余るほどのものだ。余談だが、映画を観て感動した方で原作を未読の方はぜひ小説『わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)』を読んでみて頂きたい。その読書体験は人生を豊かにする素晴らしさと哀しさをもたらす事になるだろう。
NEVER EVER
同時期のシングルの中では最も歌手としての力強さを感じた曲。自分が思い描くこと、それを飾らずに表現している。NEVER EVERの歌詞と歌唱の強さは浜崎あゆみの歌の中でも屈指のものだと思える。
人気全盛期に登りながらも確かな実力あることを証明した作品だと思う。