大空港 [DVD]
とっても懐かしい作品でボーイング707の時代の映画です。大空港を舞台に幾人もの人間模様が展開されまたハラハラどきどきもあり最後まで目が離せなく、大変面白く感動的な作品です。バートランカスター、ディーンマーチン、ジョージケネディー、ジャクリーヌビセットと往年の大俳優ばかりです。そして、私がこの作品を買った理由の一つにオリジナルサウンドトラックが廃盤でかつ中古品が9900円の値が付いていたことでした。大空港のテーマ曲についても注目して頂きたいですね、、、
昭和の名作ライブラリー第5集 大空港 DVD-BOX PART2 デジタルリマスター版
「梶長」こと梶警部は、被弾が元の肺膿瘍にさいなまれていた。そんな中、大使の暗殺と空港特捜部の管轄である新東京国際空港でスリの殺人事件が起きた・・・。
この盤から、「慣らし時期」の第一クールも過ぎ作品的にも方向性が定まってきた。ついに、作品の独自性が一気に噴出していく。
ここでは地方ロケ編や「特捜部対ヤクザ」もの等と見どころも多いが、この盤のメインイベントはいきなりサブリーダー格の梶警部と薮下警部の交代劇が描かれる。
切り札のトラック(=三菱ふそうTシリーズ)には、『マイティジャック』・『特捜最前線』・『西部警察パート3』・『妖しい傷あとの美女 江戸川乱歩の『陰獣』』等でも引用したりされたりの「メカ」が仕込まれている。悪戦苦闘の末の梶長さんの姿は、正に涙なしでは観れないだろう。
また後任として加賀チーフと因縁もある薮長さんにも、波乱の着任が待っていた。この交代劇には、カーアクションや爆破シーンが強調的に入れられていく。
いよいよ、本調子になってきた本作。
「水と油」といえる2人の個性。とくと、拝見しますか。
大空港 (ユニバーサル思い出の復刻版DVD)
映画の評価は★5個です。膨大な情報量の原作を単なるダイジェスト版にせず骨太の人間ドラマと映画ならではスペクタクルをおりまぜたジョージ・シートン監督自身が書いた職人芸の脚本が見事。出演はバート・ランカスター、デーン・マーティン、ジャックリーン・ビセット、ジーン・セバーグ、ジョージ・ケネディからこの作品でアカデミー賞受賞のヘレン・ヘイズ、この後に演技派として名をはせるモーリン・ステイプルトンまで堂々のオールスター・キャスト。時には分割スクリーンを用いながらテキパキと無駄なく進行していく演出。オーソドックスな作りながら映画作りのある意味でお手本のような作品でした。
問題は、今回の発売に際して付けられた特典ディスクです。従来のDVDにテレビ放映時の吹替え版をつけていますが、これならば普通のDVDのように全編吹替えしなおして1枚に吹替え版も字幕版も入れて欲しい。吹替え版はカットされているので2枚に分割したのかもしれませんが、通常版が今回は半額で発売されることを考えると、いかにも高すぎます(しかも通常版が130分に対してテレビ版は90分!)。百歩譲って吹替え声優ファンの要望に答えたのかもしれませんが、それならばいっそのことTV吹替え版のみを1000円ぐらいで出した方がよいのではないでしょうか?
発売の速報で特典ディスク付きで再発売と聞いて、てっきりメイキングやインタビューなどが見れると思って、ユニバーサルのホームページで内容を見てみたら、がっかりだったので商品としての評価は★3個にならざるを得ません。(他にも「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「アメリカン・グラフィティ」などが同様に発売されるようですが、購入される際には内容をチェックした方がよいと思います)
キーファー・サザーランド in エアポート24時 [DVD]
こちらの主人公ジャック・ハリスはジャック・バウアーとは違ってトラウマ持ってるおとなしい男ですよぅ。大空港と銘打ってますが・・・ボロ空港(笑)と・・。でも、話的には24のように派手ではありませんが管制官として働く人達の描写がとてもいいです。私はこの話大好きなので皆さんにお勧めしたいです。以前は「グランドコントロール」と言う題名でしたね。手に入りやすい新しいバージョンが出て嬉しいです。