桃百合Forbidden Sisters (OKS COMIX 百合シリーズ)
色々な百合カップルがいるのですが、案外、題材として難しいのが、「姉妹百合」なのではないでしょうか。個人的には、「同級生同士」「先輩×後輩」「年の差」が好きなのですが、「姉妹百合」は、「仲良し」か「恋愛」の境界があるので、百合判定が難しいとこです。
そんな中でこのシリーズでもついに「姉妹百合」がテーマとなりました。「姉妹百合」にも、2つのパターンがあって、前者は「血の繋がりのある姉妹百合」、後者は「再婚で血の繋がりのない姉妹となった百合姉妹」。後者の方が、百合エロスがありますね。攻めに対しても容赦ないですから。(笑)
中でもおススメなのが、りーるー先生の作品です。百合的にもエロ的にも、今回、一番でした。
Omega Wave
フォービドゥンといえば私には、閾値を越えないテンションを維持しながら、
攻撃性などといったいろんな要素を出し入れするバンドといったイメージです。
今作はそれにぴったりでした。
エクソダスの最新作と同頻度で聴いていますし、同等の出来だとも思います。
向こうはボーカルがちょっとアレなので、
専業ボーカルのフォービドゥンのほうが聞きやすいくらいです。
縦ノリなんだけどボーカルがしっかり歌います。
特に後半の曲は歌メインが多いです。
で、いずれも5分半越えの曲なので飽きる人もいるかもしれません。
でもまあ、復活してくれたことに感謝して、この評価です。
Twilight in the Forbidden City
最後の皇帝に仕えた外国人家庭教師レジナルド・ジョンストンの回想録。(ちなみに、本物は映画のピーター・オトゥールのようにかっこよくはない)
何と言っても実際に見てきた人間の記録であり、当時の色々な内部資料(宮廷新聞=コート・ガゼット)なども引用されていて興味深い。だがまだまだ歴史的考証が必要な部分もあるし、ところどころ今から考えると踏み込みの甘い部分もある。
ラスト・エンペラー本人の『わが半生』と合わせて、2つの視点から考えてみることをおすすめする。