悦楽共犯者 [DVD]
R指定ぐらい付けといた方が好いんじゃないですかね。この映画。子供が見ると危険。愉悦たる欲望、即ち悦楽に取り付かれた男女6人のカルトな人間模様をねちっこく描いたマニア映画。決して大衆受けしない映画ですがその変な作風と世界観に一度見ると忘れられなくなります。一言で言うとそういう映画。
「俺はそういう映画大好きじゃ~!」という兵は是非。
私は微妙だった。よって★三つ。
平田弥里 共犯者 [DVD]
ついに披露か?と一瞬思ったけどそこは見てのお楽しみ。グラビア等に掲載のTバック下着でのチャレンジは拍手もの。ミニスカの下にこの下着があるとさらに衝撃度UPだったけどそう思うのは私だけ?ドラマ等でウルトラマンでのイメージ脱却した時はお願いしまーす。
ロッセリーニ家の息子 略奪者
ロッセリーニ兄弟の長男の話です。 危機の迫った受けを日本から華麗とも言える奪略ぶりでシチリアまで拉致して来るわけですが。 そこからが何ともヌルいと言いますか、シチリア観光本やワイン本を読んでる気になったりします。 任侠の血を継いでると言う受け設定ならもう少し受けに強さが欲しかった気がしますが、その血を疎ましく思っているのなら優しく穏やかな性格になるしかなかったのかな。
共犯者 (新潮文庫)
アンハッピーエンドというか、読後感が重苦しい短編集。全編 水準が高く、面白い作品なのだが、意外な結末の『潜在光景』、『典雅な姉弟』がよかった。
■潜在光景
帰宅途中のバスで浜島は、二十年ぶりに小磯泰子と偶然出会う。会社や家庭での物足りなさから、泰子に安らぎを求める浜島だったが、逢瀬を続けるうち、泰子の6歳の息子 健一の存在が気になりはじめる。浜島の命を狙っているのか ・・・
■典雅な姉弟
麻布の一画に居を構える生駒桃世、才次郎の姉弟。老境にさしかかっも、眉目秀麗で往時をしのばせる二人だったが、生駒家では、桃世が絶対的な権力を持っており、才次郎や、同居する才次郎の亡兄の妻 お染を支配していた。才次郎が留守の折、桃世が殺害され、お染が容疑者として取り調べを受けるのだが ・・・
本短編集からは、『共犯者』、『恐喝者』、『愛と空白の共謀』、『潜在光景』が映像化されている。