概ね写真の通り、たくさんのものがはいるわけでもないマチも薄いリュック。だが、マチが広すぎると、バッグ内の秩序は乱れ、最悪の場合本のページに携帯がダイブし折れたり…喫茶店で勉強する時に連れていくのがちょうどいいバッグ。
　一つだけ欠点。背負うベルトの固定箇所のピッチが狭い。こんなに首が細い人はいない。当然、本体は少し谷折り気味になる。カジュアルリュックにありがちな、本体上部に巨大な等々力渓谷、いや、ニューヨークだからハドソン渓谷といったところか、が現れるのである。「重いものを入れない」「ベルト長めにする」で少し軽減される。
　だが、この四角いフォルムを生かしつつ、ベルトを短くタイトに背負う…まるで日能研のリュックをジャストサイズで背負う優等生…それがこのリュックの醍醐味ではないだろうか。これを、型崩れさせ、ルーズに背負っていては、１５００円のそこらへんの薄いぺらぺらリュックと一緒であろう。
　このベルトピッチはルーズに背負うことを想定されている。しかし型崩れを良しとは言えない…それを克服するのは…>>続きを読む