テイルズオブレジェンディアコミックス最終巻です。

ゲームにあったモーゼスのキャラクタークエストの話が入っています。
ゲームも良かったですが、漫画ならではのモーゼスとギートの友情の絆話で、
私的にはこっちの方が好きですね。

そして、シャーリィを説得し、救うべく、光跡翼の最上階に向かうセネルたち。
そこで、ひとつの驚くべき真実を知ったセネルたちだが、それを乗り越え、シャーリィの元へとたどり着く・・。

シャーリィの想いに感動しました。

無理に自分が誰かの死を背負い込もうとするジェイ。
シャーリィを信じ、メルネスではなく一人の女の子として、ワルターに告げたセネル。
仲間として彼らを支えるクロエやノーマ、ウィルにグリューネ。
彼らが最後に掴み取るものは・・・。

ゲームであったようにある人が、死を遂げますが、（ゲームよりは遅い死）
死ね理由はこっちの方が良かったですが、
そこだけ描かれたら、あとはほったらかしにされていた気がしたので、少し不満です。

残念なのは、静の大地で皆が力を与えられる中、迷いのあったセネルには力を貸してもらえず、
その理由を探しながら、死んだステラに負い目を感じているセネルに、
クロエが必死に訴えかけて、セネルを支えてあげるシーンがなかったことです。

あのシーンは初めてクロエがセネルを名前で呼んだ場面だったのですがね。落胆

あんな恐ろしいことになってたマウリッツが生きてたのも不思議〜。

しかし、話はゲームの内容を短くまとめたにせよ、いい感じにまとまってましたし、
大好きなレジェンディアキャラのさまざまな表情を見れたのは、とても新鮮でよかったです。

とユーわけで、1巻から買ってますが、藤村さんの絵は安定感があって、
綺麗なのでとても好きでした。
大好きなレジェンディアキャラを可愛く、カッコよく、最後まで書ききってくれました。