みんなで読書DS 源氏物語+ちょっとだけ文学
古い時代の物語なので、習慣や身分などわからない言葉も多く、注釈や簡単な人物相関図があると理解しやすく良かったと思います。 DSで読める手軽さと他の作品も入ってお得感はあるので星3つです。
大人は絶対読んでいる 源氏物語 完全版
本書は青空文庫で54帖(56冊)に分冊されている与謝野晶子訳「源氏物語」を一冊に纏めたものである。
源氏物語は、54帖が全く別の話ではない。その名の通り全体で1つの物語である。
それも冊数が示すとおり、とてつもない長大な物語だ。
この本を読むには、物語としての前後関係を追いながら見ていく必要がある。つまり行ったり来たりするということだ。
分冊ではKindleの仕様上、いちいち別分冊を呼び出して確認し、また元の分冊を呼び出して・・・といった手間のかかる作業が必要だ。紙の本でも10冊くらいにはなってしまうので、一度に全部を持ち歩くことなど現実的ではない。
電子書籍だからこそ1度に持ち運びが出来るものを1冊に纏めるということが可能になり、上記の問題は全てクリアされている。
私は紙の本が好きだが、この1冊に纏められた源氏物語に関して言えば、電子書籍の良さをはっきり認識させてくれるものだと思う。
そして、当たり前だがKindleで56冊のアーカイブを並べるのは非常に非効率である。
その意味でこの本は全面的に電子書籍のメリットを生かしていると言える。
青空文庫は無料であるので、それを1冊に纏めただけの本にお金を取るのはおかしいという意見もあるかも知れない。
しかし、上述のメリットを考えたとき47円を払えないということは無い。
いくら青空文庫がボランティアによる無料提供の本とはいえ、労力がゼロなわけではない。
個人的には、むしろ、この大著を47円で提供できることを示したAmazonの仕事に感心した。
分冊のままで良いという人に無理に勧めはしないが、私と同じような引っかかりを感じている人は購入して損は無いと思う。
源氏物語は、54帖が全く別の話ではない。その名の通り全体で1つの物語である。
それも冊数が示すとおり、とてつもない長大な物語だ。
この本を読むには、物語としての前後関係を追いながら見ていく必要がある。つまり行ったり来たりするということだ。
分冊ではKindleの仕様上、いちいち別分冊を呼び出して確認し、また元の分冊を呼び出して・・・といった手間のかかる作業が必要だ。紙の本でも10冊くらいにはなってしまうので、一度に全部を持ち歩くことなど現実的ではない。
電子書籍だからこそ1度に持ち運びが出来るものを1冊に纏めるということが可能になり、上記の問題は全てクリアされている。
私は紙の本が好きだが、この1冊に纏められた源氏物語に関して言えば、電子書籍の良さをはっきり認識させてくれるものだと思う。
そして、当たり前だがKindleで56冊のアーカイブを並べるのは非常に非効率である。
その意味でこの本は全面的に電子書籍のメリットを生かしていると言える。
青空文庫は無料であるので、それを1冊に纏めただけの本にお金を取るのはおかしいという意見もあるかも知れない。
しかし、上述のメリットを考えたとき47円を払えないということは無い。
いくら青空文庫がボランティアによる無料提供の本とはいえ、労力がゼロなわけではない。
個人的には、むしろ、この大著を47円で提供できることを示したAmazonの仕事に感心した。
分冊のままで良いという人に無理に勧めはしないが、私と同じような引っかかりを感じている人は購入して損は無いと思う。