H25寛仁親王杯決勝 石田VS香田
関東の医科系大学の剣道大会の模様をアップしていきます。 時折、見学に行った大会もアップします。 主な大会 東日本医科学生体育大会 ...
思い出の先にはいつも家庭料理
前作『四季の家庭料理―お惣菜80種』から、料理センスの良さ、そして、レセピー(=レシピ)の伝え方に
間違いはないと信じ、中身も目次も確かめず、購入しました。
【春】
ロールキャベツ
雛祭りのちらし
桜台の酒蒸し中華風
ニラ玉・ニラ玉のお椀
納豆のシラス和え
春野菜と山菜のパスタ
キャベツと塩昆布のサラダ
筍の素揚げと青海苔・筍ご飯
簡単バーニャカウダ
烏賊腸パプリカ炒め
鰆の味噌漬け
稚鮎
【夏】
無花果のコンポート
真魚鰹の白バルサミコソテー
蟹と胡瓜のサラダ
アボガドとトマトのサラダ
トマトのガスパチョ
穴子の含め煮
チャプチェ
ゴーヤの梅肉和え
シャインマスカットと白身魚のグラタン
茄子の煮込みあんかけ
麻婆茄子
南瓜のスープ
【秋】
秋刀魚のカルパッチョ
秋刀魚の棒寿司
干し椎茸と生姜甘煮
網茸の中華風
秋鮭のサラダ
いろいろ茸のスープ
栗ご飯
里芋の甘煮
アンポ柿のサラダとアンポ柿の白和え
蓮根餅と蓮根ご飯
【冬】
チーズフォンデュ
鰈の煮付け
牡蠣フライ
〆鯖
すき焼きア・ラ・花桃
豚肉の重ね揚げ
長葱のドレッシング漬け
鶏肉と守口漬け
高菜と挽肉の豆腐あんかけ
寒鰤のお刺身
鰤の照焼き
【新年】
鰤のお雑煮
新年の壱の重
黒豆・ゴマメ・烏賊人参・昆布巻き
イクラの醤油漬け
蓮根と野菜の煮合え
【オールシーズン】
鶏肉のドリア
バナナのフランベ
スパゲッティ・アラビアータとジェノベーゼ
イタリア風おからと野菜
焼き餃子と水餃子
牛タン味噌漬け
塩麹漬け豚肉の揚げもの
スタッフド・ポテト
グリーンカレー
ラムローストとハーブソース
以上68品
料理に不慣れな人は、不慣れなりに
料理経験豊富な人は、豊富なりに
仕上がるであろう巧みな構成
見開き2頁に1つのレシピ
右上:材料
左上:作り方
右:エッセイ
左:料理写真(料理と器のバランスが良く、美しい!!)
所々に脚注:メニューの由来や参考図書など
p.141
料理写真を担当なさった青柳陽一氏によると、レセピーはすべて妃殿下の頭の中にあり、メモなど一切ご覧にならないそうです。
食材を捕ってくださった人、食材を育ててくださった人、妃殿下ご幼少の頃の食に纏わる思い出ほか、エッセイに用いられたフォントが大きく、読みやすい。食する相手の喜びと健康を思う気持ちが常にあり、自ら台所に立ち続けられた時間の長さが覗えます。
この本は、恐らく、私が料理出来なくなる最後まで、手元に残すことになるでしょう。
『あなたのために―いのちを支えるスープ』
『聞き書 福島の食事 (日本の食生活全集)』
などお好きな方には特にオススメ
間違いはないと信じ、中身も目次も確かめず、購入しました。
【春】
ロールキャベツ
雛祭りのちらし
桜台の酒蒸し中華風
ニラ玉・ニラ玉のお椀
納豆のシラス和え
春野菜と山菜のパスタ
キャベツと塩昆布のサラダ
筍の素揚げと青海苔・筍ご飯
簡単バーニャカウダ
烏賊腸パプリカ炒め
鰆の味噌漬け
稚鮎
【夏】
無花果のコンポート
真魚鰹の白バルサミコソテー
蟹と胡瓜のサラダ
アボガドとトマトのサラダ
トマトのガスパチョ
穴子の含め煮
チャプチェ
ゴーヤの梅肉和え
シャインマスカットと白身魚のグラタン
茄子の煮込みあんかけ
麻婆茄子
南瓜のスープ
【秋】
秋刀魚のカルパッチョ
秋刀魚の棒寿司
干し椎茸と生姜甘煮
網茸の中華風
秋鮭のサラダ
いろいろ茸のスープ
栗ご飯
里芋の甘煮
アンポ柿のサラダとアンポ柿の白和え
蓮根餅と蓮根ご飯
【冬】
チーズフォンデュ
鰈の煮付け
牡蠣フライ
〆鯖
すき焼きア・ラ・花桃
豚肉の重ね揚げ
長葱のドレッシング漬け
鶏肉と守口漬け
高菜と挽肉の豆腐あんかけ
寒鰤のお刺身
鰤の照焼き
【新年】
鰤のお雑煮
新年の壱の重
黒豆・ゴマメ・烏賊人参・昆布巻き
イクラの醤油漬け
蓮根と野菜の煮合え
【オールシーズン】
鶏肉のドリア
バナナのフランベ
スパゲッティ・アラビアータとジェノベーゼ
イタリア風おからと野菜
焼き餃子と水餃子
牛タン味噌漬け
塩麹漬け豚肉の揚げもの
スタッフド・ポテト
グリーンカレー
ラムローストとハーブソース
以上68品
料理に不慣れな人は、不慣れなりに
料理経験豊富な人は、豊富なりに
仕上がるであろう巧みな構成
見開き2頁に1つのレシピ
右上:材料
左上:作り方
右:エッセイ
左:料理写真(料理と器のバランスが良く、美しい!!)
所々に脚注:メニューの由来や参考図書など
p.141
料理写真を担当なさった青柳陽一氏によると、レセピーはすべて妃殿下の頭の中にあり、メモなど一切ご覧にならないそうです。
食材を捕ってくださった人、食材を育ててくださった人、妃殿下ご幼少の頃の食に纏わる思い出ほか、エッセイに用いられたフォントが大きく、読みやすい。食する相手の喜びと健康を思う気持ちが常にあり、自ら台所に立ち続けられた時間の長さが覗えます。
この本は、恐らく、私が料理出来なくなる最後まで、手元に残すことになるでしょう。
『あなたのために―いのちを支えるスープ』
『聞き書 福島の食事 (日本の食生活全集)』
などお好きな方には特にオススメ
悪童殿下 怒って愛して闘って 寛仁親王の波乱万丈
夫婦の事は夫婦にしかわからない。周りが何やかや言うものではないのもわかっています。…それでも妃殿下が可哀想。
私は逝去なさった寛仁親王の事は尊敬しています。けど、親王殿下は少々、ご自分の意志や主義主張を押し切過ぎていらっしゃったのではないかと感じました。もっと妃殿下と話をされて、妃殿下のお気持ちを考えても良かったはずです。まして、妃殿下の持病を最初から知っていて、それでもと結婚を迫られたのに、あまりにも妻に対する労りがないと思いました。
妻を一生守ると誓い、批判されても有言実行される皇太子殿下と、皇族としての責務を全うするも、妻を見放した親王殿下。
雅子さまは皇室に入ったばかりに不幸になったと思っていましたが、皇太子様がお側にいる限り、雅子さまはお幸せなんじゃないかとさえ思います。
私は逝去なさった寛仁親王の事は尊敬しています。けど、親王殿下は少々、ご自分の意志や主義主張を押し切過ぎていらっしゃったのではないかと感じました。もっと妃殿下と話をされて、妃殿下のお気持ちを考えても良かったはずです。まして、妃殿下の持病を最初から知っていて、それでもと結婚を迫られたのに、あまりにも妻に対する労りがないと思いました。
妻を一生守ると誓い、批判されても有言実行される皇太子殿下と、皇族としての責務を全うするも、妻を見放した親王殿下。
雅子さまは皇室に入ったばかりに不幸になったと思っていましたが、皇太子様がお側にいる限り、雅子さまはお幸せなんじゃないかとさえ思います。
今ベールを脱ぐ ジェントルマンの極意
先年亡くなった、ヒゲの殿下のファッション対談集です。
ファッション談義としてはアイビーリーガー+VANを中心とした楽しい読み物になっていますが
ちょっと歳が行った世代として、英国流を意識しつつ、ツイードのジャケットとフラノのパンツを
愛用している身としては、基本を踏まえた上での崩し方、というのが、スタンダードの軸として
語られていることが嬉しいです。
また、別の側面から、近代の小説や文学作品等で出てくる男性ファッション、インバネス、二重回し、
烏賊胸、ケープドコート、モーニング、といった用語や小物が、欄外の図解で出てくることもかなり
貴重なインデックスになります。小説のシーン描写等で、こういった記述や表現が出てくるときに
光景を映像化して想像しにくく読み飛ばしてしまっていたもの等が、また活き活きと読み返して
みたいものとして感じられます。
殿下ご自身のフランクな性格故か読みやすく、同時に若いころから英国留学を踏まえた、ちょっと
粋に目立つ系の男性ファッション史としてみることもできます。ジャージにユニクロ世代の方々
にも、タマにはオシャレしてみたいとか、セミフォーマルな席に呼ばれた時にビジネススーツ以外
で礼服でも固い、なんてときには手引書にもなりうる1冊です。
ちなみに、ビジネススーツというのは、いわばデスクワークの作業着的側面もあるので実用性も
重視されるわけですが、上手にカッコよく服を選んでデート勝負、とか、年上の女性をエスコート
するとき等にキメたりするには、正装でなくてもソレナリを自己流のみでなくちょっとめくって
チェック、なんていうのも良いかもしれません。
太宰や鴎外、漱石や潤一郎辺りを読むと、当時のバンカラ学生も結構オシャレ(帝大生はエリート
中のエリートだったのですから当然ですが)で、お金がかかる服装をしていたことも分かったり。
【ジェントルマン】の、ちょっと悪戯っぽい部分も含みつつ語られる対談は読みごたえがあります。
ファッション談義としてはアイビーリーガー+VANを中心とした楽しい読み物になっていますが
ちょっと歳が行った世代として、英国流を意識しつつ、ツイードのジャケットとフラノのパンツを
愛用している身としては、基本を踏まえた上での崩し方、というのが、スタンダードの軸として
語られていることが嬉しいです。
また、別の側面から、近代の小説や文学作品等で出てくる男性ファッション、インバネス、二重回し、
烏賊胸、ケープドコート、モーニング、といった用語や小物が、欄外の図解で出てくることもかなり
貴重なインデックスになります。小説のシーン描写等で、こういった記述や表現が出てくるときに
光景を映像化して想像しにくく読み飛ばしてしまっていたもの等が、また活き活きと読み返して
みたいものとして感じられます。
殿下ご自身のフランクな性格故か読みやすく、同時に若いころから英国留学を踏まえた、ちょっと
粋に目立つ系の男性ファッション史としてみることもできます。ジャージにユニクロ世代の方々
にも、タマにはオシャレしてみたいとか、セミフォーマルな席に呼ばれた時にビジネススーツ以外
で礼服でも固い、なんてときには手引書にもなりうる1冊です。
ちなみに、ビジネススーツというのは、いわばデスクワークの作業着的側面もあるので実用性も
重視されるわけですが、上手にカッコよく服を選んでデート勝負、とか、年上の女性をエスコート
するとき等にキメたりするには、正装でなくてもソレナリを自己流のみでなくちょっとめくって
チェック、なんていうのも良いかもしれません。
太宰や鴎外、漱石や潤一郎辺りを読むと、当時のバンカラ学生も結構オシャレ(帝大生はエリート
中のエリートだったのですから当然ですが)で、お金がかかる服装をしていたことも分かったり。
【ジェントルマン】の、ちょっと悪戯っぽい部分も含みつつ語られる対談は読みごたえがあります。
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