ゼルダの伝説、神々のトライフォース続編がこの時代に続編としてよみがえりました。

どう続編なのかプレイするまであまり知らなかったのですが、最初から、あの懐かしいハイラルのマップが確認できたときは感激しました。そしてBGMや一部効果音も健在。
さらに、雰囲気や操作性、ニヤリとする小ネタも、2とあって懐かしくも新しく盛り込まれています。

謎解きや冒険については、時代に合わせて欲張らなかったところは前作を知る者としては評価できます。
あまり斬新な要素をふんだんに盛り込まれても続編じゃなくなるし、前作を意識してこてこてにされても面白くない。
その点が、初めてプレイするこどもや、続編を待ちわびていた大人、前作未プレイのゼルダシリーズファン層すべてに評価されるのは難しいです。
それは、この2が生まれるのがさすがに遅すぎた、と思わざるを得ないのは欲張りでしょうか(笑)

ともあれこの情報社会、レビューを片っ端から参考にしてこのゲームが本当に面白いかどうか神経尖らせているより、面白そうだと思ったなら単純にプレイしてみてはどうでしょう。

何がとは言いませんが、時代を追いすぎたり制作側の迷走や士気の低下からか、台無しに成り果てたシリーズもののゲームや開発すらもされなくなってしまったゲームは数多くあります。
20数年あまりの時を経て、この続編、神々のトライフォースがこのクオリティーで開発されたことはありがたいと思っています。

私は面白くていいゲームだと思いました。