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 国語の時間 (河出文庫) |
言葉は、遣う人本人の生き様や人格を率直に表すものだと改めて思いました。
自分が日々発する言葉を、大切にしていきたいです。 知人が竹西さんと交流があるそうで、竹西さんはとても謙虚な方なのだそうです。 この本も、前に前にと出ることなく、少し引き下がったところに自分を置いて書かれていますが、 言葉に対するゆるぎない信念はしっかり伝わってきます。 |
思いがけずこんな 竹西寛子 を夢で見た・・・！
時には芸人をたじろかせるほどのボケで、周囲を爆笑の渦に巻き込む 竹西寛子。２作目となる今作品は沖縄で撮影した。のんびりとした日常のシーンが中心で「だらだらしてスキがあるので、覗き見気分で見られるかも」。
そして、大きな話題が音楽。原作は音楽があふれ出しているかのようだと言われてきた作品だけあって、映画においても音楽が重要な役割を担っている。
実にすばらしい。こりゃまさに、
『 良薬は口に苦く、出る杭は打たれる習ひ。 』（ 平賀源内 ）
失礼だろ！
竹西寛子「五十鈴川の鴨」、そして原子力発電(続き）
竹西寛子の「五十鈴川の鴨」を読み、久しぶりに文殊の事故を思い出した。そして小説に出てくる岸部には原子力発電に反対する権利がある。と、思う。何故かは知らぬが、そんな思いになる。しかし岸部は寡黙を守って死んで行った。原爆症の再発で。 ...
竹西寛子「五十鈴川の鴨」、そして原子力発電
竹西寛子の「五十鈴川の鴨」である。 ある会社で働いているの中年の主人公が社外研修会で同年輩の男と知り合う。他の会社の男だが、偶然に何度か社外研修で一緒になる。その岸部という男の寡黙で控えめな人柄に引かれ、その後も時々食事をともにした。 ...
読書『詞華断章』
080622 読書メモ『詞華断章』（竹西寛子 朝日新聞社 ９４年12月） 小説家にして日本の古典文学の評論を書いてきた、著者の詩歌に関するエッセー集である。 もう７〜８年前のことである。日経新聞に「詩歌の森へ」と題する芳賀徹さんのコラムがあり、 ...
野の草花、
このすぐ前の記事で竹西寛子の短編小説をご紹介しました。その中に描かれている岸部の位牌の前に供えたいと思います。彼の控えめな人生にふさわしいよういな花々です。 架空の人物の位牌へ花を供えたくなる。そんな気持ちにさせる短編は傑作ではない ...
NO.4 十人十色 「源氏」はおもしろい 瀬戸内寂聴
丸谷才一・俵万智・清水好子・大庭みな子・秋山虔・氷室冴子・橋本治・五木寛之・久保田淳・八嶌正治・三島由紀夫・竹西寛子 人が源氏になぜはまるのか？というのが少しわかったようなわからないような。 驚きなのが、対談相手として三島由紀夫が出ている ...
ほっ と京都
建仁寺小堀泰巖, 竹西寛子著新版淡交社 2008.7 古寺巡礼京都 ; 23 9784473034939 コボリ, タイガン こんな、疲労感がきつい日には、うれしい一冊。 あー 和む。。。 （昨日ジョギングいったのにナー眼精疲労＆肩コリが・・・相当。） ...
「心の花」創刊１１０周年。
「心の花」の方々と一網打尽という感じでお会いできた。鏡割りではじまり、カラフェの日本酒を飲む。 スピーチもすごい方々が独自の世界を展開されてすごかった。大岡信さんや竹西寛子さん金子兜太さんなどなど、歌人以外も多く、盛大で楽しい会だった。 ...
子犬が生まれてしまいました。【質屋】
ここで新潮文庫 宮柊二―中城ふみ子『乳房喪失』角川文庫 神田秀夫―西東三鬼『西東三鬼句集』角川文庫 小島信夫―安岡章太郎『質屋の女房』新潮文庫 竹西寛子―瀬戸内晴美『夏の終わり』新潮文庫 阿川弘之―吉田満『戦艦大和』角川文庫 河盛好蔵―永井龍男当初 ...
『そろそろ旅に』 松井今朝子 質屋
位 桜幼稚園パンダ組 紅音也新潮文庫 宮柊二―中城ふみ子『乳房喪失』角川文庫 神田秀夫―西東三鬼『西東三鬼句集』角川文庫 小島信夫―安岡章太郎『質屋の女房』新潮文庫 竹西寛子―瀬戸内晴美『夏の終わり』新潮文庫 阿川弘之―吉田満『戦艦大和』角川文庫 ...
山健・万葉集
前に紹介した竹西寛子は、母刀自の願いと題して同じ箇所を「・・・どうぞやさしい言葉だけは惜しまないで下さいね。 この最後、母親としての気持ちを強めれば、惜しまないでやって下さいね・・・」云々があり、二十二行。 解説が男と女ではこれほど違う。 ...