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いのちの初夜 (角川文庫) |
20年位前に、私の好きな小説にこの小説を読む場面があり、どんな本だろうと気になって読みました。「いのちの初夜」というロマンチックなタイトルは、後から川端康成が付けたものだそうで、内容はそぐわないほど、淡々とした現実です。 ハンセン病者である作者が、療養施設に入った、第一日目の記録。 昭和10年代の施設の様子が描かれている点で、貴重な記録だと思います。現在の施設は、驚くほど綺麗だと、見学に行った友達が言っていましたが、中身はどれぐらい変わったのか? ハンセン病者に対する差別は、法律上は禁止されましたが、臭いものには蓋をしろ的に、事実も隠蔽されていないでしょうか。「砂の器」の設定がドラマでは変えられて、ハンセン病患者は登場しませんでした。 どんな病気で、なぜ恐れられていたのか、20年前調べようとした時とほとんど変わらず、一般には情報が入りにくいのが現実です。 |
火花―北条民雄の生涯 (角川文庫) |
北条の作品はとっても昔の、純日本文学的だし、本物の失望が良いなあ、でも結構暗いなあって思いながら、暗いものを読みたいときにちょっとカッコつけて読んでいました。
でもこの高山文彦の作品を読んで北条に対する気持ちも変わったし ハンセン病ということのみで今メディアに出ている人とはちょっとなんか違うなあ って感じがした。 火花の作者である北条より、あるハンセン病の個性のある人物伝という感じで とっても良かったです |
昨晩 北条民雄 が夢でこう告げた・・・!
MySpaceで着実にファンを増やしているシンガーソングライター 北条民雄は「プールやビーチで普通に遊んでいる感じになっている。自然体の自分を見てほしい」とPR。
しかし、ひと度演奏が始まってしまえば、そこはプロフェッショナル。ここが狭いスタジオであることを忘れさせてしまうかのような、スケール感のあるパフォーマンスを披露してくれました。
これからもますますの活躍が楽しみですね(^^ゞ
『 男にふさわしいのは権威であり、女にふさわしいのは威厳である。 』( シュワルツ )
まあそういうことだ。
北条民雄の名言
きっと生きられますよ。きっと生きる道はありますよ。どこまで行っても人生にはきっと抜け路があると思うのです。 - 解説 - 1914~1937年。昭和期の小説家。「いのちの初夜」で文学界賞受賞。「癩家族」「癩院受胎」など。 「いのちの初夜」より。 ...
高山文彦「火花」北条民雄の生涯
北条民雄がハンセン病患者として、川端康成の助力を得て、作品「いのちの初夜」を発表したのは昭和11年のこと。 当時ハンセン病はライ病と呼ばれ、家族から患者が出ると一家は周囲の人々から忌み嫌われた。 ライに罹ると頭髪や眉毛が抜け、顔や手足が ...
『エレクトラ』 ~高山文彦の仕事~
『火花 北条民雄の生涯』はハンセン病患者で作家であった北条民雄を追った本である。 読後心に残ったのは、作者高山文彦の静かな怒りだった。 高山はハンセン病患者をあのような状況におしこめ、気の遠くなる間放置していた政府や人々の怠慢を声高に糾弾 ...
『火花―北条民雄の生涯』を読んだ
火花―北条民雄の生涯高山 文彦 / / 飛鳥新社ISBN : 4870313731 スコア選択: ※※※※ 腰巻きに書いてあった「大宅壮一ノンフィクション賞」「講談社ノンフィクション賞」「10年に一作の秀作ー柳田邦男」の文字につられて、社内の「ご自由にお持ちください」 ...
[読了]高山文彦『火花 北条民雄の生涯』と川端康成
北条民雄ははじめて川端康成に手紙を送ったとき、川端康成の漢字を間違えていた(河端康成と書いていた。本当に川端康成のファンだったか怪しまれる)。しかし川端はそんなことを全く気にせず民雄と文通を続けた。北条民雄は川端康成に肺病で困っている ...
「いのちの初夜」北条民雄~芥川賞あげてよかったのに……
北条民雄は、今で言う、ハンセン氏病患者の小説家でした。 「いのちの初夜」は、当時、センセーションを起こし、. 川端康成などが評価しました。 芥川賞候補作にもなったのですが、あげればよかったのになあ、と思います。 ...
ATOK (^^; の近未来観光スポット
一方、日本文学の金字塔のひとつに北条民雄の「いのちの初夜」がある。徳島県人らしいと云うことで、明らかにされていない。しかし、彼の病気はハンセン氏病であり、かって差別を受けることになった病気である。賀川豊彦記念館の一部に北条民雄コーナーを ...
北条民雄
火花―北条民雄の生涯 (角川文庫). 本当の北条?? 北条の作品はとっても昔の、純日本文学的だし、本物の失望が良いなあ、でも結構暗いなあって思いながら、暗いものを読みたいときにちょっとカッコつけて読んでいました。 でもこの高山文彦の作品を読んで ...
『いのちの初夜』北条 民雄 (著)
二十四歳で生涯を終えた著者は、生前苦悩の彷徨を虚無へ沈めず、 絶望によりむしろ強められた健康な精神を文学の上に遺した。 独英訳など海外にも知られ、強い感動を与えている。 北条 民雄 -Wikipedia.
『いのちの初夜』北条 民雄 (著)健康
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