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赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎 |
「赤毛のアン」のシリーズの解説と
関連する写真やイラストを豊富に収録した本。 内容は以下の通りです。 1. 写真でたどるアンの物語 (グリーンゲイブルズの内装から アンが通っていた大学のモデルになった大学まで様々) 2. 秘められた愛の物語 (マリラ、マシュー、ギルバートが示す愛情を読み解く) 3. 物語に香る英文学 4. キリスト教の愛と聖書のことば (物語に引用されている英文学や聖書の言葉から、著者の意図を読み解く) 5. 暮らしと社会 (アヴォンリーの草花や登場するごちそうについて) 6. 謎とき『赤毛のアン』 (物語をより楽しむための解説) 7. 写真でたどるモンゴメリの生涯 (様々な年代のモンゴメリがすごした部屋や家の写真などとともに) 著者は「赤毛のアン」の訳者でもあり、解説が詳しいです。 マリラの愛情の読み解きでは涙がこみあげてきます。 ギルバートの贈り物と花言葉との読み解きも素敵でした。 写真も美しく、特に歓びの白い路は素敵でした。 |
赤毛のアン (集英社文庫) |
誤訳とは言い切れないが、「もたつき訳」が、多く見られます。一例をあげれば原文
Tommy Sloane let his team of crikets escape him altogether while he started open-mouthed as tableau. を松本さんは、こう訳しています。 「そして、トミー・スローンはこの大活劇にあんぐりと口をあけたままぽかんとしてしまい、コウロギ隊の一同がちりぢりに逃げた。」 これは、コウロギと訳すより、コウロギが跳ねて飛び散るように逃げたのですから、 「悪ガキの仲間は、一目散に逃げ出した。」とでも訳すべきところです。 本書は、受験参考書のように原文を読むための参照訳にすぎない。 残念ながら、日本語として読むと摩訶不思議な表現が多く見られます。 |
アンの青春 (集英社文庫) |
松本訳『赤毛のアン』が良かったので、読んでみました。
アンがアヴォンリーで先生として働いて暮らす2年間。 『アンの青春』って、こんなにいい小説だったのか・・・と 新鮮で、幸福で、深い余韻が残りました。 訳者によって、小説のイメージがこんなに違うことに驚き。 訳者が、小説家だからかもしれませんが プリンスエドワードアイランドの風景の美しさ アンやミス・ラヴェンダー、マリラのこまやかな感情が 心にしみました。 続編にも、イギリス文学や聖書から 引用がたくさんあったことも、驚きでした。 その意味を、注で読むのと、読まないのとでは 面白さが、全然違いました。 本当の『アンの青春』は 大人が、日々を生きていく心の糧となる名作だと、わかります。 |
もしもこんな 松本侑子 がいたら・・・
今週のイチオシは、 松本侑子。ワンマン・ライヴにて先行発売予定となっている。
踊れて、泣けて、そして最後は声高らかに歌いたくなる、まさにジャンルレスな名曲。悩み多き日々に、そっと背中を押してくれる強くて優しい作品がここに完成した。
、、ってそんな話を聞いたらやっぱり思い出したのがこれっすね。
『 死者も我々がまったく忘れてしまうまで、本当に死んだのではない。 』( ジョージ・エリオット )
なんのこっちゃわからんがな^^;
赤毛のアンの松本侑子女史の2冊95分で読んでしまった。もともと暗譜 ...
二、三日まえ檀ふみが延々と出る松本侑子女史とのまとめて「赤毛のアン」 のTVを見てほんとうにひさしぶりにその世界に戻りましたもともとアンの物語は暗譜で弾けてましたので松本侑子先生のお話を聞くだけで白黒の映画に手で触れるだけで色彩が ...
[つれづれ目録出張版]総目録(第977回〜第501回)
6日 第767回/グリム、アンデルセンの罪深い姫の物語 松本侑子 ×. 5日 第766回/先輩とぼく 沖田雅 △. 4日 第765回/ロマネスクバリエ 木々 ○. 3日 第764回/仮面ライダーSPIRITS 原作:石ノ森章太郎 漫画:村枝賢一 ○ ...
赤毛のアンへの旅:松本侑子
ブログランキングに参加してみました。 応援クリックお願いいたします。 赤毛のアンへの旅 ~秘められた愛と謎~ 赤毛のアン発行100周年。今、その奥深い魅力にふれる 著者:松本侑子 出版社:NHK出版 ...
ネロとパトラッシュ
一冊は松本侑子さん訳の方でもう一冊はアンをはじめて訳した村岡花子さん訳の方。 今回の対象は村岡花子さん訳の方なのでこっちを再度熟読中。 村岡花子さんてこの前東京でやってた「赤毛のアン展」でこの人にまつわる色んな資料を見ましたが ...
キャストの発表です
高橋恵子・山里千冬・佐藤忍・松本侑子. 以上です。サンプル提出の際、芸名の申請があった方はそのお名前での公開になっています。 台本の受け渡し、収録日時などの詳細については、 はっきりし次第このブログで発表しますので、 ...
赤毛のアン
松本侑子さんが出ていらっしゃったから、アンの本の魅力を語られていたのでしょう。 ちょうど見始めてすぐに終わってしまいました。。。 最後のまとめがとても素敵で思わずメモしました。 『マシューとマリラ兄妹が、アンという少女に出会うことによって ...
本日のラインナップ
「赤毛のアンへの旅~秘められた愛と謎」 松本侑子 NHK出版. 「人生読本 落語版」 矢野誠一 岩波新書. 「いまどきの『常識』」 香山リカ 岩波新書. 「僕の妻はエイリアン」 泉流星 新潮文庫. 「家族の昭和」 関川夏央 新潮社 ...
ターシャの本
ターシャについて検索していたら、追悼特集をやっていたので、興味がおありでしたらのぞいてみてください。http://item.rakuten.co.jp/jiro/c/0000000282/ 作家の松本侑子さんのHPで、ターシャの庭とアンを訪ねる旅の案内が出てい ...
本大好き!!
最後は松本侑子の「罪深い姫の物語」 前に「ほんとは怖い童話」読んでから、童話の裏の世界みたいのが凄い気に入って。いくつかまたあったけど、これは結構エロいっぽいのね。裏に普通にマスターベーションとか書いてあるし笑これは事実とかじゃなく作者 ...
赤毛のアン
ふーん、と調べてみると、講師は松本侑子さん。おお、この人が翻訳された「赤毛のアン」、初版第1刷が本棚にあるのです~。確か、原書はシェークスピアやマザーグースからの引用やらなにやら、言葉遊びがたくさんあり、そういうことまで調べ上げたという ...