|
Loading...
|
 日蓮 |
長谷川一夫の日蓮と違って、こちらは日蓮の生い立ちから亡くなるまでを描いています。 萬屋錦之介演じる日蓮は、激しく感情を表に出し、情熱や思いを全身で表現しており、一夫とまた違った日蓮像を作り上げています。 ですが、弟子や彼を崇拝する人々に向ける暖かい眼差しと慈愛は、一夫も萬錦も変わらず、観ている私も熱くなるものがありました。 この作品の名場面と言えるのが、日蓮が処刑されそうになる時、彼が法華経を唱えると突然、超常現象が起こるシーンで、彼のアップで背後が神々しい光に包まれる場面。この場面を観た時「おいおい!錦ちゃん光っちゃったよォ!!」と思い、素晴らしい!と感じつつ、正直笑ってしまいました。 この画は本当にイイですよ!! |
 大江山酒天童子 |
大スター長谷川一夫が酒天童子の役。
当然、この映画での酒天童子は、悪役ではない。妖怪や鬼でもない。 むしろ、古文書の中に「鬼」とか「土蜘蛛」とか記載されてきた「まつろわぬ民」「山の民」といった人々が、どのように天下に逆らい「鬼」と呼ばれていったのかを、明らかにする存在として描かれている。 単なる妖怪退治ものとは一線を画した秀作だと思う。 |
|
皇女和の宮 (徳間文庫) |
皇妹という身分に生まれたばかりに公武合体の象徴にされた悲恋の生涯の和宮・愛する人のために、その恋人を奪わなければならなかった侍女夕秀・身分も性格も異なる二人の女にただ一つの愛を抱き続ける帥の宮（有栖川宮）この三人の愛憎劇を１９５７年に大映で映画化されました。「朱雀門」という映画タイトルでした。和の宮（若尾文子）・夕秀（山本富士子）・帥の宮（市川雷蔵）・・・また、新派でも初代水谷八重子主演で何度も舞台化されていますし、坂東玉三郎も演じています。 でも１９６８年にテレビ朝日系でドラマ化された佐久間良子が一番印象に残っています。有栖川宮は平幹二朗、天璋院は木暮実千代、孝明天皇は仲谷昇、観行院は津島恵子、徳川家茂は河原崎長一郎（ただ、夕秀役の女優は覚えていません・・・） |
もしもこんな 川口松太郎 がいたら・・・
その美貌からは想像できない歯に衣着せぬトークで人気を集める 川口松太郎にとって７作目のＤＶＤで、１月にグアムで撮影。
中でも「一緒にやっている気分が楽しめます」という「野球拳」はオススメだ。
こりゃあようするに一言で言うとあれだ
『 愛する事を教えてくれたあなた。今度は忘れる事を教えて下さい。 』（ アイリス・マードリック ）
よ～く考えなあかんで！
勝新太郎 - 画像リスト
勝新太郎のページ (かつしんたろう) - 画像リスト 勝新太郎のページ (かつしんたろう) - 画像リスト かつしんたろう 勝新太郎 独眼竜政宗 / 『か』ではじまる人物一覧・俳優 / 中村玉緒 / 楽天ブックス 大江山酒天童子 田中徳三／川口松太郎 (株)角川書店 ...
【美空ひばりと戦後と横浜と私は街の子】
代表的なお母さん役は三益愛子で、ご存知、作家の川口松太郎夫人であり、映画・テレビで活躍した、川口浩の母です。 この、悲劇の母親役で三益愛子は十年間で33本もの「母もの映画」を撮っています。 私自身も、両親が居なかったせいか、涙を流しながら見 ...
『名短編、さらにあり』 北村薫・宮部みゆき：編
川口松太郎「紅梅振袖」。縫箔屋の職人が、想いを寄せるお嬢様のために精魂込めて振袖の刺繍をしています。いつか結婚する時に、披露宴でこれを着て貰いたいというのが彼の望みなのですが、お嬢様は家の窮乏を救うために侯爵家の妾となり、晴れて結婚式を ...
映画評論家(笑)
以後はほとんどテレビに出る機会がなく、遊興費にも事欠くようになり、1979年4月には東京都目黒区内の印刷所で「一件消滅書」などと題した書類[1]や警視総監国島文彦の印章や総監秘書の名刺を偽造、秘書に成りすまして川口松太郎・三益愛子夫妻に接近。 ...
風流深川唄
この「風流深川唄」は川口松太郎氏が新井旅館「吉野の棟」にて執筆した作品で、. この作品の中に「修善寺温泉 荒井旅館の場」といった場面があります。 この場面で旅館の太鼓橋（渡りの橋）が舞台に登場します。 この太鼓橋ですが、ただいま柴咲コウさん ...
学問その他タイピング（日本文学・近現代）
高石かつ枝と津村浩三の恋愛を描いた川口松太郎の小説は「○○○○○」？ A.あいぜんかつら（注:愛染かつら） ---- Q.作家の永井荷風が38歳から死の間際まで42年間も書き続けた日記の題名は「○○○日乗」？ A.だんちょうてい（注:断腸亭日乗） ---- Q. ...
ツアー草津温泉の旅 その２１ 愛染かつら（桂）
境内の東隅にある愛染明王堂（下の写真）とこの桂の木にちなんで巨匠川口松太郎氏が 「愛染かつら」 を書かれたことはあまりにも有名である。 若い人達からは縁結びの霊木として親しまれている。 海抜六百五十メートルのこの地にこのような巨大な桂の雄 ...
古都憂愁姉いもうと
予算や尺にいろいろと制約があり、川口松太郎の原作自体も平板なストーリーなのですが、例によって緑色を印象的に使った三隅監督の美しい画作りと、一人を除いた配役陣の好演で、なかなかの佳作に仕上がっています。 戦時中から終戦後数年後辺りの時代 ...
一休さんの門〈下〉 (講談社文庫) (文庫) 川口 松太郎 (著)
川口 松太郎 (著) 一休さんの門〈下〉 (講談社文庫) 下克上の世にあって一寺に安住することなく、 一休宗純は愛弟子天知・雲知を従え修行の旅に出る。 道に迷う人々には教え諭し、 一揆騒動に出会っては難民に味方して救い、 野盗山賊とは命がけで戦う。 ...
「ぐっすり」と「がっつり」
朝の出勤時に読んだ（眠くてもダルくても読んでしまう活字依存症の父さんだ）短編が川口松太郎の「不動図」そして「紅梅振袖」の途中まで。後者にはこんな文章があった。関東大震災前の頃、江戸っ子講釈師とその妻の会話で、近所に住む腕は良いが身なりは ...