Kindle Paperwhite
紙の本のようにパラパラと前後に移動して読めるかも知れない!!・・・という期待を込めて2012年モデルから2013年モデルに買い換えたのですが、画面の下に現れるその機能を持っているはずのスライダーの働きは今一歩でした。
それでも旧モデルよりはずっと使いやすくなりました。「この登場人物は誰だっけ?」という仮定で届いたばかりの新製品を試すためにページ移動してみたのですが簡単にもとのページ(読んでいたページ)に戻ることができました。ただし、複雑な操作をすると記憶できないのか迷子になってしまいます。
きっと来年にはもっと進化した製品が出て、そのうち反射光のカラー製品も出るに違いないとKindleに期待しています。
なぜ「ヨイショ」のようなレビューをするのかと言われれば、それは加齢のための眼の障害に悩まされつつ読書のほとんどを電子書籍に頼っているからです。頻繁なモデルチェンジは財布の負担になりますが、電子書籍が過渡期のものだと割り切っての投資のつもりです。
一方で、専用カバーは高すぎる重すぎるです。こういったところに企業の「哲学」が出ることは戦前生まれの自分はイヤというほど見てきました。ちょっと不安です。
役に立たないレビューでゴメンナサイ。
追記1: レビューに「バックライト」と表記されている方もいらっしゃいますが、これは商品説明にあるように「フロントライト」が正しいと思います。
用語の問題ではなく構造の問題なので気になりました。
私自身も2012年モデルを最初に手にしたとき「これはバックライトかな?」と疑い、明るさを調節してみてなるほど「フロントライト」だと納得しました。バックライトでは反射光で読める(眼の疲れを軽減できる)折角の特長が帳消しになってしまいますよね。
追記2: 初期不良を指摘されているレビューも多いようです。
2012年モデルの発売当初も同様でした。大量の製品を製造・発送するとき、厳密な単品検査をしてから発送する経費と、サンプル検査程度で送り出しユーザーからの交換要求に直ちに応じる経費を計算し、後者のほうが経費低減という判断がなされる場合もありえます(Kindlがそうだとは言い切れませんが・・・)。
私の場合も2012年モデルでは画面の下方に薄い影が残るものが届きました。サポートに連絡すると即日良品が発送されました。
私の複数回の経験からは、Amazonのサポートとはほとんど待たずに連絡がとれ(サイトから電話連絡を希望するとすぐ電話をくれます)応答も良い意味でクールです。
少しでもおかしいと思われたら多少面倒でも迷わずサポートに連絡されるのがよいと思います。
半年後の追記: この2013年モデル(ニューモデル)の「売り」とも言える Page Flip 機能(現在読んでいるページを離れずに他のページのプレビューを表示する機能)は、ファームウエアのアップデートで旧モデル(2012年モデル)でも使えるようになりました。但し、辞書の切替はニューモデルと同様にやや不便になります。
(旧モデルのv.5.4へのアップデートもニューモデルのv.5.4.3へのアップデートも、私の場合はPaperwhiteからは出来ず、一度パソコンにダウンロードしてからPaperwhiteにコピーするという方法でしか出来ませんでした)
それから、専用カバーの悪口を書きましたが、旧モデル以来二代にわたって使い続けてきて丈夫さを実感したので価格的にも元を取った気がしてきました。
それでも旧モデルよりはずっと使いやすくなりました。「この登場人物は誰だっけ?」という仮定で届いたばかりの新製品を試すためにページ移動してみたのですが簡単にもとのページ(読んでいたページ)に戻ることができました。ただし、複雑な操作をすると記憶できないのか迷子になってしまいます。
きっと来年にはもっと進化した製品が出て、そのうち反射光のカラー製品も出るに違いないとKindleに期待しています。
なぜ「ヨイショ」のようなレビューをするのかと言われれば、それは加齢のための眼の障害に悩まされつつ読書のほとんどを電子書籍に頼っているからです。頻繁なモデルチェンジは財布の負担になりますが、電子書籍が過渡期のものだと割り切っての投資のつもりです。
一方で、専用カバーは高すぎる重すぎるです。こういったところに企業の「哲学」が出ることは戦前生まれの自分はイヤというほど見てきました。ちょっと不安です。
役に立たないレビューでゴメンナサイ。
追記1: レビューに「バックライト」と表記されている方もいらっしゃいますが、これは商品説明にあるように「フロントライト」が正しいと思います。
用語の問題ではなく構造の問題なので気になりました。
私自身も2012年モデルを最初に手にしたとき「これはバックライトかな?」と疑い、明るさを調節してみてなるほど「フロントライト」だと納得しました。バックライトでは反射光で読める(眼の疲れを軽減できる)折角の特長が帳消しになってしまいますよね。
追記2: 初期不良を指摘されているレビューも多いようです。
2012年モデルの発売当初も同様でした。大量の製品を製造・発送するとき、厳密な単品検査をしてから発送する経費と、サンプル検査程度で送り出しユーザーからの交換要求に直ちに応じる経費を計算し、後者のほうが経費低減という判断がなされる場合もありえます(Kindlがそうだとは言い切れませんが・・・)。
私の場合も2012年モデルでは画面の下方に薄い影が残るものが届きました。サポートに連絡すると即日良品が発送されました。
私の複数回の経験からは、Amazonのサポートとはほとんど待たずに連絡がとれ(サイトから電話連絡を希望するとすぐ電話をくれます)応答も良い意味でクールです。
少しでもおかしいと思われたら多少面倒でも迷わずサポートに連絡されるのがよいと思います。
半年後の追記: この2013年モデル(ニューモデル)の「売り」とも言える Page Flip 機能(現在読んでいるページを離れずに他のページのプレビューを表示する機能)は、ファームウエアのアップデートで旧モデル(2012年モデル)でも使えるようになりました。但し、辞書の切替はニューモデルと同様にやや不便になります。
(旧モデルのv.5.4へのアップデートもニューモデルのv.5.4.3へのアップデートも、私の場合はPaperwhiteからは出来ず、一度パソコンにダウンロードしてからPaperwhiteにコピーするという方法でしか出来ませんでした)
それから、専用カバーの悪口を書きましたが、旧モデル以来二代にわたって使い続けてきて丈夫さを実感したので価格的にも元を取った気がしてきました。
世に棲む日日(一) (文春文庫)
説明はいらないでしょう。
あまりにも有名な、松陰と晋作の物語です。
当時、学ぶことは書物と人からであり、自分の思想を他人に伝播し、思いを同じにしていくことが、学派でした。
その思いは人から人に伝わり、松陰の思いは形を変えて昇華し、長州の国を変えて行きます。
このふたりのヒーローの生き様はすさまじく、常人には理解したがくそして畏怖を
感じるものですが、この作品では作者は市井の商人や、時代に流され筋を通せない
日和見、幕府によって右往左往していく今は記憶に残っていない長州の人々も合わ
せて書いています。
他の方のレビューにも詳しく熱く語られている二人以外にも、井上聞多や、山形有
恒など次代の明治を迷走も含めながらも作り上げていった人々も登場していきま
す。
彼らの性格や判断と松陰や晋作のものは、かなり異なっており、革命前期は松陰の
狂や晋作の動が必要であり、革命の後期においては、井上や山県の慎重さが必要で
あったのだろうと、時代が選んでいった人材の妙にも納得感心させられます。
幕末という日本史においても特異な時代、駆け抜けていった彼らの生き方は我々を
魅了してやみません。
あまりにも有名な、松陰と晋作の物語です。
当時、学ぶことは書物と人からであり、自分の思想を他人に伝播し、思いを同じにしていくことが、学派でした。
その思いは人から人に伝わり、松陰の思いは形を変えて昇華し、長州の国を変えて行きます。
このふたりのヒーローの生き様はすさまじく、常人には理解したがくそして畏怖を
感じるものですが、この作品では作者は市井の商人や、時代に流され筋を通せない
日和見、幕府によって右往左往していく今は記憶に残っていない長州の人々も合わ
せて書いています。
他の方のレビューにも詳しく熱く語られている二人以外にも、井上聞多や、山形有
恒など次代の明治を迷走も含めながらも作り上げていった人々も登場していきま
す。
彼らの性格や判断と松陰や晋作のものは、かなり異なっており、革命前期は松陰の
狂や晋作の動が必要であり、革命の後期においては、井上や山県の慎重さが必要で
あったのだろうと、時代が選んでいった人材の妙にも納得感心させられます。
幕末という日本史においても特異な時代、駆け抜けていった彼らの生き方は我々を
魅了してやみません。
司馬遼太郎作「新選組血風録を読む」
談志が司馬遼太郎を朗読している作品。
談志の噺家としての技が随所にみえて、
聞いていて引き込まれました。
価格もCD 3枚組みな事を考えるとお得感があります。
談志ファンにはお勧め。
ただ一箇所だけトチッタような箇所があった。
まさか全部通しで一発撮りだろうか?それともわざと?
最後にもうひとつ。
剣客をケンキャクと読んじゃいけないような解説があったけど、
手元の辞書では許されてるんだよなぁ。
何がいけないんだろ?
談志の噺家としての技が随所にみえて、
聞いていて引き込まれました。
価格もCD 3枚組みな事を考えるとお得感があります。
談志ファンにはお勧め。
ただ一箇所だけトチッタような箇所があった。
まさか全部通しで一発撮りだろうか?それともわざと?
最後にもうひとつ。
剣客をケンキャクと読んじゃいけないような解説があったけど、
手元の辞書では許されてるんだよなぁ。
何がいけないんだろ?