今では名前も絵柄もすっかり変わって、真っ白な原稿で情熱のかけらも見当たらない、
淡白で味気のないルーチンワークの惰性量産漫画家になってしまったすえひろがり先生ですが、
末広 雅里先生時代は違いました。この本は情熱がこもっていて、非常に好印象な珠玉の逸品です。
私は真面目な座右の書をいくらか持っていますが、こちらも同じく座右の書です。
Amazonマーケットプレイスのおかげで、私は末広 雅里先生の単行本は全部持って
いますが、一番お薦めなのはこの本です。ただ、今まで一貫して揺るぐことのない
すえひろがり先生の基本方針は、「屋外露出」この1点です。時には街の雑踏で、時には
学園内やコンビニで、また時に今にも降るような満天の星空の下で、物語は展開していき
ます。服なんていりません。屋外露出、完全全裸美女達が読者を愉(たの)しませてくれます。
収録作品は下記のとおりです。
・Bare Memoris('92年3月号)
・VIRTUL MASUTER('91年4月号)
・VIRTUL MASUTER('92年4月号)
・カレンダー・ガール('91年2月号)
・GOODMORNING HEARTACHE('91年11月号)
・
ベランダづたいに('92年6月号)
・ユウダチマミレ('91年9月号)
・すべてはオーライ('92年4月号)
以上、「漫画ホットミルク」(白夜書房)に掲載された月号です。
・夜の雫(「コミックロリポップ・笠倉出版刊」'90年8月号)
特にデビュー作の「夜の雫」は名作で、雨の日の完全全裸少女が、
コンビニで子供用透明ビニール雨がっぱで、アソコから蜜を流し、
店員や客の反応…その後の電話ボックスでのSEXで快感で果てる少女…
皆様にもぜひ一度この本を、お手に取ってみることをお勧めいたします。