製作スタッフがモノづくりを楽しんでる、聞きながらそう感じさせる楽曲で逸品です！
アレンジ曲は至って普通です。オリジナルの良さをより一層実感できる香辛料になっております。

ジャケットが星をみるひとですが、タイトル数がかなり多くゲームをプレイしたかどうかで楽しめるタイトルがあると思います。

ゲームミュージックとしては鋼鉄帝国・キングサーモン・シュマイザーロボが突出しており、これだけのために購入しても損はないです。

鋼鉄帝国は自分はプレイ経験はないのですが、グランディアやグローランサーで素晴らしい曲を作った岩垂さんやラングリッサーの溝口さんのシューティング曲という事で期待していましたが、結果当たりでした。

蒼穹紅蓮隊のようなサウンドが好みの人はイケるかもしれません。

釣りゲーが５タイトルもありますが、中でもキングサーモンはフィッシングらしからぬ熱い曲がメインで度肝を抜かれます(笑)

シュマイザーロボも格闘ゲームらしいカッコいい曲ばかりでオススメですね。

ディスク１は全てファミコン音源で、曲としてならば後期ファミコン特有の３音+ドラム音を巧みに使ったオーバーホライゾンやパラメデスシリーズが聴きやすいかと思います。

PCエンジンの作品 「マジカルチェイス」 が、GBカラー対応ソフトとして移植されたものです。ホウキに乗った魔女の女の子を操り、本から飛び出していった悪魔たちを追いかけ、戦うという横スクロール型シューティングゲームで、キャラクターと世界観の可愛らしさが目を引きます。

システム面では、敵を倒して拾ったクリスタルを使って道中のショップで自機を強化していくことや、自機の動作に対応して動き、弾を発射する特殊な攻撃オプション 「星の子」 を操作しての戦い、シューティングには珍しいライフ制度が特徴的です。ライフ制の採用により、一つのミスで即アウトということがありませんので、STGが苦手な方でも比較的プレイしやすいのがウリの一つです。

とはいえ敵の攻撃は必ずしも易しくはありませんし、ステージも長めです。ライフが0になった場合、ステージの最初に戻されての再開となってしまうことからも、一概に難易度が高くないとは言えません。

音楽は多少アレンジされていて、移植元の作品より機械的な音色を多く含んでおり、甲高く感じることがあります。もっとも、これは作り手の方の努力不足ではなく、スペック差に起因している部分でしょう。

総合的に見るとバランスよく纏まったゲーム性のため、GBカラーの良作タイトルの一つに挙げられます。生産数があまり多くないようで、見つけるのが少々難しいタイトルではあるのですが、携帯機で遊べるSTGを探されている方にとっては、いい選択肢の一つになると思います。

初期生産が少なくハードの流通も関係して、本当に幻の名作シューティングゲームだった。後にゲーム雑誌で再販され日の目を見る事となる。可愛らしいキャラクターに似合わずハードなシューティング要素。四葉のクローバーのようなゲーム。ＰＣエンジンを持っている方は、是非遊んでみてはいかがでしょうか？

オーソドックスな横シューですが丁寧に作られていて面白いです。