名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット) [DVD]
読売テレビ系列にて放送中のアニメ、名探偵コナンの劇場公開第2作。
コナンが居候している探偵事務所の主・毛利小五郎と交際のある人々が、次々と襲われるという事件が発生。襲われた人達には、名前に数字が含まれるという共通点があった!
見えない犯人の姿を追いながら、コナン達は海中レストランへと辿り着いたものの、犯人の謀略により閉じ込められ、爆弾が爆発。水没するレストランからコナン達は脱出できるのか?そして、真犯人を突き止められるのか?
前作の興行的成功を受け、映画もシリーズ化されるのかな?という雰囲気の中で製作・公開された第2作。クライマックスで描かれた画は、壮絶の一言。背景動画なシーンやら、アニメならではのアングル描写など、邦画が忘れた映画らしさがてんこ盛りになっています。
反面、ストーリーそのものはやや大味というか、次々へと事件を起こさざるを得ない構成のため、若干、慌しい印象を受けてしまいます。家族の絆というようなモチーフも含まれていましたが、中途半端に終わっている印象がありました。
画はベールの被さった感じが余り無く、特に奥行きや細かい動きの描写(駅前の通行人が多人数動いていたりします)が見事。クライマックス付近の建造物の崩壊描写の細かさについては、白眉の出来だと思われる。
音はDレンジが若干狭い印象で、大爆発や大崩壊のエネルギーを余り感じる事ができない。台詞やBGM、SEとのバランスは良好で、ボリュームの上下によるバランスの狂いが余り感じられない。
なお、アニメ創世記から活躍されていたアニメータの第一人者・小松原一男氏のお名前を私が拝見した、最後の作品だったりします。(最後のお仕事自体は、メトロポリスの作画との事のようですが)
一つの時代の終わり、を痛切に感じたエンドロールでした。合掌。
コナンが居候している探偵事務所の主・毛利小五郎と交際のある人々が、次々と襲われるという事件が発生。襲われた人達には、名前に数字が含まれるという共通点があった!
見えない犯人の姿を追いながら、コナン達は海中レストランへと辿り着いたものの、犯人の謀略により閉じ込められ、爆弾が爆発。水没するレストランからコナン達は脱出できるのか?そして、真犯人を突き止められるのか?
前作の興行的成功を受け、映画もシリーズ化されるのかな?という雰囲気の中で製作・公開された第2作。クライマックスで描かれた画は、壮絶の一言。背景動画なシーンやら、アニメならではのアングル描写など、邦画が忘れた映画らしさがてんこ盛りになっています。
反面、ストーリーそのものはやや大味というか、次々へと事件を起こさざるを得ない構成のため、若干、慌しい印象を受けてしまいます。家族の絆というようなモチーフも含まれていましたが、中途半端に終わっている印象がありました。
画はベールの被さった感じが余り無く、特に奥行きや細かい動きの描写(駅前の通行人が多人数動いていたりします)が見事。クライマックス付近の建造物の崩壊描写の細かさについては、白眉の出来だと思われる。
音はDレンジが若干狭い印象で、大爆発や大崩壊のエネルギーを余り感じる事ができない。台詞やBGM、SEとのバランスは良好で、ボリュームの上下によるバランスの狂いが余り感じられない。
なお、アニメ創世記から活躍されていたアニメータの第一人者・小松原一男氏のお名前を私が拝見した、最後の作品だったりします。(最後のお仕事自体は、メトロポリスの作画との事のようですが)
一つの時代の終わり、を痛切に感じたエンドロールでした。合掌。
新装版 青山剛昌短編集 DVD付限定版 (少年サンデーコミックス)
『名探偵コナン』でお馴染みの青山剛昌先生の初期の作品集。
私が特に印象に残ったのは『ちょっとまってて』、『真夏のサンタクロース』、『Tell me a Lie』の3編。
『ちょっとまってて』がデビュー作なところに、青山剛昌の天才性を感じます。
恐らく、一番ストーリーが深い。
また、ヒロインが魅力的な『真夏のサンタクロース』は、電話BOXやポケベルなど、懐かしさを感じるものが出てきて面白いですね。
巻末6Pの超短編『Tell me a Lie』は今の絵柄と同じですし、ヒロインがコナンと同じメガネを掛けていて可愛いです(^^)
そして恐らくカラーだったであろう扉絵も魅力的な構成。
青山剛昌先生は、名探偵コナンで見せる"頭脳派"という意味での天才でもあり、"マンガ家"としても天才であることがよく分かる一冊です!
DVDも、作品の魅力をコナン声優陣が見事に表現していてオススメです♪
私が特に印象に残ったのは『ちょっとまってて』、『真夏のサンタクロース』、『Tell me a Lie』の3編。
『ちょっとまってて』がデビュー作なところに、青山剛昌の天才性を感じます。
恐らく、一番ストーリーが深い。
また、ヒロインが魅力的な『真夏のサンタクロース』は、電話BOXやポケベルなど、懐かしさを感じるものが出てきて面白いですね。
巻末6Pの超短編『Tell me a Lie』は今の絵柄と同じですし、ヒロインがコナンと同じメガネを掛けていて可愛いです(^^)
そして恐らくカラーだったであろう扉絵も魅力的な構成。
青山剛昌先生は、名探偵コナンで見せる"頭脳派"という意味での天才でもあり、"マンガ家"としても天才であることがよく分かる一冊です!
DVDも、作品の魅力をコナン声優陣が見事に表現していてオススメです♪